日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

苦土石灰撒き開始

こんばんは。

7月ももう間もなく終わろうとしているこの頃ですが、最近は体温並みの厳しい暑さが続いています。先週までは猛暑日越えとなる日も少なめだったのですが、ここ1週間程度で一段階暑さの厳しさが進んだように感じますね。

そんな暑さ厳しい中ではありますが、苦土石灰の施用を始めました。

最大20㎏を背負って斜面を歩くのでもともと大変な作業ではありますが、さらに厳しい暑さが合わさるため熱中症のリスクはかなり高いでしょう。リュックサックのように背負って肥料をまく道具を使用するため、空調服の利用も厳しく(不可能ではないと思いますが、作業性に難があるため私は使用しません)暑さ対策も限定的です。体調面には特に気を付けて作業をしないと大変な事になってしまうだろう…という怖さも感じますね。

 

なお、肥料を散布する機械を導入すれば幾分作業は楽になり空調服の利用も出来るようになりますが、値段も高く傾斜がある畑が主なので機械の取り回しの事を考えると導入するのは厳しいかなと思います。

なお石灰資材はこの時期に施すのが基本。

ただ、近年の暑さなどを考慮すると今後も同じ時期に実施するのは熱中症などのリスクを高めるため厳しいかなとも思っています。かと言って、土の酸度調整や微量要素の補給も兼ねているので止めることはせず、毎年一定量ずつ施すのは続けたいところ。肥料は地区共通の設計で進めているので、苦土石灰などの石灰資材の施用は秋冬あたりにずらせないか来年以降の検討事項にしていきたいと思います。