日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

深刈りした「おくひかり」は抜群の生育状況

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は手元の温度計で最高気温が33℃、最低気温が20℃となりました。昼間に関してはある程度気温があり日差しもしっかりとあったことからまだまだ暑さを感じます。しかし、最低気温は涼しさを感じるもので昨夜はだいぶ快適でした。日中はまだ暑さ厳しい状態が続きそうですが、朝晩は気温が下がり過ごしやすくなることを願うのみです。

 

「おくひかり」の生育状況

現在育てているお茶の品種は「やぶきた」が主です。しかし「やぶきた」だけでなくその他の品種も僅かですが育てています。「おくひかり」はそのうちの一品種になりますね。

 

今年の一番茶の収穫後には「やぶきた」の畑で10aほど「おくひかり」の畑で5aほど深刈り作業を行いました。これは年々育ててきたことにより高くなった樹高を低くするとともに、細く込み合った枝を新しい枝へと更新する目的をもって行う作業になります。

 

葉っぱがある部分はすべて刈り落とされるため一時的に枝が直に見える状態となり、茶畑は茶色へと変化するのですが1か月半ほどもすれば再び緑色の茶畑へと戻ります。その伸びて来た芽をひと夏育て続けることもあれば、一旦刈り落としを行い芽の生育のばらつきを揃えることもあります。今年はいったん刈り落とす判断をしました。

 

ただ刈り落とす判断は、天候によってはお茶の木の状態を悪くしてしまう事もあります。例えば芽が伸びていく時期に高温かつ乾燥傾向になると極端に芽伸びが悪くなります。気象的には昨年や今年のような状況であり、昨年は良いとは言えない生育となってしまいました。

今年も気象的には厳しかったと思いますが、実は生育的には今までの経験上最も良いくらいのものとなっています。高温かつ少雨ではありましたが、刈り落としと雨が降るタイミングがちょうど良かったのでしょう。特に「おくひかり」の状態が良いです。

「おくひかり」は一つの芽が大きくなりやすい傾向があるので、この時期はすくすくと芽が伸びる傾向があります。そして深刈りをした後の畑の傾向も、天候などの状況が良ければではありますが上へと伸びやすいです。そのため、今年は上へと伸びる傾向がより強いように思いますね。

あとはこの状態を秋までしっかりと維持していくことが重要となるでしょう。来年の一番茶もこれなら期待できるため、大切に手入れしていきたいと思います。