日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

幼木園の今後の管理

こんばんは。

昨日は汗ばむくらいの陽気となりましたが本日は一転して肌寒く、弱い雨が午前中を中心に降り続く天気となりました。外作業を行いたかったですが、天気の都合で進めることが出来ず、久しぶりにゆっくりと休息を取ることが出来ました。

明日は朝方まで雨が降りそうですが日中は天気が回復しそうな予報が出ているので、外作業を進められることに期待したいと思います。

 

幼木園の今後

10月も中旬となり、ひと夏の間しっかりと芽が伸びてきていた幼木園も芽の伸びたストップしたように思います。

成園となったお茶畑ではすでに伸びた枝葉を刈り整えるナラシ作業を実施しましたが、幼木園では大きく膨らんでいる脇芽もあるため、気温が高く推移すれば萌芽する可能性が高まります。その一方で冬の寒さの影響はより受けやすいため、手を入れるとしたら少し遅い時期にするつもりでいるところです。

なお、植え付け後1年目のお茶の木たちは秋または春に一度刈り落としを行うのが基本になると思います。これは上へと伸びた芽を刈り落とすことで芽数を増加させ、将来的な樹形を良くするためになります。

そのため、晩秋くらいに刈り落としを行おうかと思っていましたが、大きな剪定はせずにそのまま育て続ける方法も何かで目にしました。その違いがどのようなものになるのか試してみるためにも、今回は大きな刈り落としはせずに青い部分と徒長した枝のみ剪定を行うやり方でやってみようと思います。