こんばんは。
今日の川根町上河内地区は朝から曇り空、夕方ごろからは雨音がしっかりと聞こえる程度の雨が降っています。本日は幼木園の見回りと家庭菜園でタマネギ苗などの植え付けを行ったのですが、活着を促進する雨になってくれると有難いですね。
また幼木園の方は久しぶりの見回りとなりました。最近は化粧刈り作業で他の畑へ出ていたことなどで見ることが出来ていなかったのですが、芽や葉っぱの状態は決して悪くは無かったです。

ただ、しばらく侵入の痕跡が見られなかったニホンジカが侵入した痕跡が多く見られ、お茶の木が倒されていたり枝がへし折られるなどの被害が見られました。
この時期はニホンジカの繁殖期という事で、自身の存在を主張する目的なのか、土を体に擦り付ける動作が多くなります。そのため土が大皿のような状態にくぼんでいたり、泥が周辺の植物に付着していたりするのです。

幼木はまだ体が小さいため、ちょうど土を擦り付けるその場所にあると倒されたり、引き抜かれるような形となり枯れてしまう事もあります。また、伸びた枝もへし折られたりしてしまいますね。

大きくなったお茶の木にも被害が出ますが、幼木の場合はまだ体が小さいため必然的に影響の程度が大きくなります。今回被害を受けてしまった株に関しては少なくとも1年程度の生育の遅れに繋がると思います。
ネットを張るなどして対策はしており定期的に改善や見直しもしていますが、しばらく経過すると突破されてしまっているのが現状。なかなか難しいです。