日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

昭和2年の茶箱

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は朝から静かに雨が降り続いています。前回の雨の時は一時的に強く降ることもありましたが、今回に関してはそのような降り方にはなっていないですね。その一方で雨の降る時間は今回のほうが長いのではないかと思います。

3日の18時半時点でもまだ降り続いていますし、天気予報を見れば明日の朝にかけて降り続きそうな予報が出ています。

 

川の水の量をしっかりと増やすような雨ではないかもしれませんが、一日程度の時間をかけて降り続く雨は土に水分が染み渡りやすいため良いお湿りとなってくれることでしょう。

 

明日は雨上がりということで花粉の飛散がどこまで進むか心配ですが、植物の生育に欠かせない降雨自体には感謝したいと思います。

 

昭和2年

そんな本日は今後行う予定の味噌の仕込みで使用する道具類の確認を行いました。

物置にある茶箱の中に「もろぶた」や桶やらを入れて保管してあるのですが、目当てのものをなかなか見つけ出すことが出来ず少し苦労しました。

その過程で茶箱に書いてある文字なども久しぶりに見たのですが、一つ驚きの表示がありました。

 

それは年号の表記。

だいぶ昔から使用している茶箱ではあるのですが「昭和二年」や「昭和六年」という表記が…。昭和二年となると99年前のことになります。

昭和二十年代とかであればまだ想定しやすい範囲でもあるのですが、まさか昭和二年の文字が出てくるとは思いませんでしたね。

 

この当時のお茶づくりはまだ手揉みで行っており、茶箱もお茶を入れる箱として現役だったことだと思います。その後、少しずつ製造面や栽培面でも機械の導入が進み。お茶の保管も箱ではなく専用の袋や冷蔵庫・冷凍庫といった環境で行われるようになり、今では別の用途で茶箱を使用しているところです。

 

探し物をしつつ今までの歴史に少し思いを馳せることになった本日、これらの茶箱はまだまだ使用できる状態ではあるのでもっと使い続けていきたいですね。