日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

梅雨に突入か…?

今日は、1日を通して良い天気となりました(^^)/

6月に入ってからは、晴れても一時的に雲が広がったりしたので、実は1日を通して晴れる日はなかったのです。

 

ただし、明日以降は一気に梅雨らしい天気となってしまいそうですね。

 

ワイドショーやニュースなどを見ると、

「明日梅雨入りか…?」

という内容で天気を伝えていたので、いよいよ梅雨入りなのでしょう。

 

今日は貴重な晴れ間となりそうだったので、しっかりと布団を干しておきました(^^♪

 

 

雨の日は基本的に休み

お茶農家は、基本的には雨が降るとお休みになります。

 

まず、茶畑での作業は、機械を使用することがほとんどなので、雨が降っては作業が行えません…。

(小雨であれば、カッパを着て作業を行うことも極たまにあります。が、基本的には行いません)

 

 

また、お茶が感染する病気は、大半が「カビ」を原因としています。

湿度が高くなる、あるいは雨で葉っぱが濡れている状態では、ただでさえ病気に感染しやすい条件となっているのです。

 

さらに、作業を行うことで葉っぱに傷を付けてしまうと、余計に感染しやすくなってしまいます(>_<)

雨の中の作業は、病気を防ぐ観点からもやめた方がいいのです!

 

 

これらのことから、室内での作業がある時もありますが、基本的に雨の日はお休みとなります。

 

天気予報とにらめっこをし、事前に”いつ””何を”行うか計画しておくことが大切です!

 

 

雨で順調に生長

お茶が元気に生長するには、適度に雨が降る必要があります。

湿度や雨は、病気の原因ともなってしまうものですが、同時に元気にお茶の樹が生長したり、品質の良いお茶を育てるためには、無くてはなりません!

 

もちろん、雨が多すぎてしまうと、逆に問題が発生してしまうのですが…。

 

 

これから夏にかけては、雨が降らないことによる土の乾燥は大敵です!

お茶の樹の生長にダメージがあると、病気や害虫に弱くなってしまったり、来年以降の生長にも影響が出ることがあります。

 

そのため、1週間に一度。最低でも2週間に一度は、まとまった雨が欲しくなります。

 

 

お茶の樹の生長には欠かせない雨。

雨の季節がもうそこまで迫っています。