日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

サツマイモの収穫は葉の重要性を再確認する結果に

久しぶりの家庭菜園に関する投稿。

今後は冬越しさせるような野菜の種まきや植え付けが始まりますね。

 

11月上旬頃を目安に「タマネギ」「さやえんどう」「ソラマメ」などの栽培を始める予定です。

 

その一方で秋はイモ類の収穫が行われる時期でもあります(^^)/

 

早速ですが、サツマイモの収穫を行ってみました。

 

葉が重要

今年栽培しているサツマイモは「安納芋」と「鳴門金時」の二種類。

まず安納芋の収穫を行いましたが、どちらもニホンジカカモシカに葉を食べられる被害を受けました。

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サツマイモの葉を食べられるというのは初めての経験で、この状態の畑を見た時は衝撃でしたね。

 

枝豆などを食べられてしまう被害があり地上部ではなく、根っこを食べる野菜なら大丈夫だろう…と思っていましたが、サツマイモの葉っぱも食べてしまうようです(-_-)

ちなみにイノシシは出来たイモを食べてしまいます。

 

葉を食べられてしまったことで、地上部の生育は今まで見たことが無いくらい遅れた状態。

さらに葉が再び生長し始めた時に二度目の食害も受けてしまいました。

 

そのため生育が心配でしたが、収穫自体は行うことが出来ましたね。

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中には立派に育ったイモもあります(^^)/

しかし全体的に小さなものが多いですし、収穫できた個数(量)は平年と比べて圧倒的に少ないです。

 

写真は育てた10株分の収穫量になりますが、3・4倍くらいの収穫量があっても良いように思います。

 

イモはデンプンの塊のような物。

デンプンは光合成を行う事で作られるのですが、そのためには葉っぱでしっかりと光合成が行われる必要があります。

 

当然葉っぱが無くなったり何らかのダメージを受ければ光合成が行えないため、生育に影響が出てしまいますね。

葉っぱの重要性を改めて実感したサツマイモの栽培となりました。

 

そして今回「シカがサツマイモのも葉っぱを食べる」ことを経験。

さらに対策を行わないと作物を育てる事が出来なさそうです。

最低気温は一けた台に

おはようございます。

朝晩の冷え込みに耐えることが出来ず、急遽温風ヒーターを出しましたが、さっそく活躍してくれています。

 

こたつ布団も昨日購入。

冬を迎える準備が徐々に整いつつあります。

 

最低気温が一けた台に

その日の気温を調べ記録するために温度計を同じ場所に設置し続けていますが、これは最低気温と最高気温が記録される物を使用しています。

 

その温度計を見ると最低気温はついに一けた台を示すようになりました(^^;)

冬本番になると氷点下となる日もあるので気温はまだまだ下がりますが、それでも寒さを感じる数字となりましたね。

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すでにコスモスなどの花が咲き終わり、11月頃に見頃を迎える花が目立つようになりました。

植物の面からも季節の移り変わりを感じますね。

 

写真はマリーゴールドですが、今年は花の見頃が少し遅れたような印象を受けます。(11月頃まで咲き続ける長く楽しめる花らしいですが…)

 

今後は一段と気温がさがります。

紅葉も徐々に進んでいくと思いますし、これから1か月程度で一気に雰囲気が変化していくでしょう。

お茶の花と実

おはようございます。

昨日は雨が降ったり止んだりの空模様でしたが、今朝はしっかりと青空が広がっている川根町上河内地区です。

 

気温が低いですが、天気が良いので毛布などを干したいと思います(^^)/

 

そして本日、あまりの寒さに急遽温風ヒーターを出すことにしました。

まだ寒さの本番では無いですが、朝晩を中心に冬らしさを感じる事も増えてきましたね。

 

用事があり島田市街へ出掛けるのでコタツ布団も購入、冬の準備をしっかりと整えたいと思います。

 

花と実が同時に…

実を食べる野菜は花が咲いて数週間程度で収穫できるものが多いです。

また果樹も春に花が咲き夏や秋に収穫するようなものが多いですね。収穫まで数カ月単位の時間がかかりますが…。

 

ではお茶の木はどうなのか?

お茶の木は実を収穫するような作物ではありませんが、花が咲き実も成ります。

 

現在のお茶の木を見ると、花が咲き始めた状態ですし実も成熟してきています!

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つまり花と実が同時に見ることが出来る樹木なのです(^^)/

 

ただ花と実が同時に見れるという事は、花が咲いてから実が成熟するまで約1年の時間がかかるという事でもあります!

 

この間に裾刈り3回、収穫1~2回、ナラシ作業2回、浅刈り又は中切り1回の枝葉を刈り落とす作業を行うので、花が咲いて授粉していたとしても刈り落としている可能性もありますね。

 

またお茶の木は自家不和合成という性質を持っています。

自分の花粉では受粉出来ないので、他の品種の花粉が雌しべに付く必要があるのです。

 

お茶と言う作物はあくまでも伸びた芽を収穫させてもらう物ですが、花が咲いて実が成熟するにまで至ると感慨深いものがありますね。

 

木が弱っている?

実はお茶の木が花を咲かせるのは「木が弱っている」サインだとされています。

 

そのため、お茶の栽培でははなるべく花が咲かないように管理するのが基本とされています。

また茶園の審査もある品評会に出品する場合、花や蕾などを摘み取る作業も行うようです。

 

実際に鉢植えのお茶の木で水をあまり与えないようにした株とほぼ毎日水やりをした株を比べたら、水をあげない株の方が圧倒的に多くの花を咲かせましたね。

 

特に夏場の影響が大きいです。

水分不足や肥料不足、病害虫の被害などを受けると、葉を茂らせる予定の芽が花芽へと変化しやすくなります。

 

次世代へと種を繋げるため、花を咲かせるスイッチが入るのです。

 

とは言え、生き物なので花を0にすることは出来ません。

問題なのは花が付くことではなく花が付く量なのでです。

 

多少花が咲く程度であれば全く問題ありませんが、花でお茶の木が覆われるような状態ではお茶の木にとって良い状況ではないと言えるでしょう。

 

花や実を楽しむ場合はあえてそのような状況になるように育てますが、芽を頂く場合に関しては避けたいですね。

(木が弱っているだけでなく、花が咲くことで春に伸びる芽も少なくなってしまうため)

 

芽を頂かなければお茶は作れません。

芽を頂くというとこはお茶の木の体の一部を頂くということ…。なので、お茶の木が発する小さなサインを見逃さないように丁寧にお世話をしていきたいですね。

一気に進む季節

おはようございます。

昨日は1日を通して曇り空。

日中の気温も18℃までしか上がりませんでした。

 

寒くなる事を覚悟していましたが、それでも「寒い」とつくづく思いましたね。

 

個人的な話になりますが、冬の温風ヒーターの設定温度は16~18℃に設定。室温が18~20℃程度になるようにしているので、真冬の室温と同じくらいの気温まで下がるようになりましたね(^^;)

 

18℃なのは最高気温なので、もちろん最低気温はさらに下がっています。

 

先週までは汗ばむ日もありましたが、もう長袖なしでは過ごせません。

 

そして今朝も寒い(>_<)

雨が降っている事もあり、体感的にも精神的にも寒さを感じる1日となりそうです。

 

霜が降りる季節も間もなく

この頃の茶畑はきつい朝露に濡れています。

 

朝露自体は真夏でも降りているのですが、春から初夏そして秋はその程度が違いますね。

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きつい朝露で目に見えて水滴がたっぷりと付いているのが分かります。

カッパなしで歩くとすぐに服がビショビショに濡れてしまいますね。

 

そして冬になり気温がさらに下がると朝”露”ではなく霜が降りるようになります。

 

特に風が穏やかで晴れた夜の朝方にきつい霜がおりますね。

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きつい霜が降りると緑色の茶畑が白色に見える事もあるほどです。

 

11月になるといつ霜が降りてもいいような天候になります。

もう間もなくより一段と寒さ厳しい日がやって来ることになりますね。

今年も無事にお祭りを執り行えました

おはようございます。

昨日の日中頃から気温が低い状態が続いている川根町上河内地区です。

 

そんな昨日は地域でお祭りが開催されました(^^)/

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お祭りと言っても屋台や神輿が出るような物ではありません。

 

禰宜さんに来ていただき神事のみを行うお祭りとなります。

少しだけお酒や食事を楽しむ時間くじ引きなどを行う事もあるのですが、コロナの影響により昨年からこれらは無しに…。

 

来年からは少しでも元の形に戻ると良いのですが(^^;)

 

そしてこのお祭りは季節の境でもあります。

この時期を境にして暖房を出し始める事が多いですね。

 

気温も一段と下がる傾向がある時期ですし、今後は本格的な秋そして冬へ向かって一気に季節が進んでいきます!

 

春に古くなったこたつ布団を処分したので、今週の早い段階で暖房の準備も進めたいと思います。

硬めの有機物を分解する白い菌糸の塊 通称「はんぺん」

おはようございます。

今日の上河内地区では秋のお祭りが開催されます。

 

ただし、お祭りと言っても屋台や神輿が出るようなものではありません。

神社に集まり神事を行う静かなお祭りになりますね。

 

天気が悪い予報が出ているので、激しい雨にならないと良いのですが…。

 

はんぺん

度々「はんぺん」と呼ばれる糸状菌の塊を見かけるのですが、今回草取りをしている最中に見つけた物はそれなりの大きさがありました(^^)/

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写真に写したのはほんの一部。軽く砕いて撮影しました。

 

まるで発泡スチロールのようにも見えますが人工物ではありません!

 

ちなみにこの菌糸は比較的硬めの有機物を好んで分解する種類になります。

お茶の葉っぱよりも茎や枝の部分、カヤ(ススキ)の茎の部分などになりますね。

 

そのため、白い塊にはお茶の木の枝やカヤの茎が混じっている事が多いです。

 

また夏場よりも冬の気温が低い時期により働く傾向があるようです!

 

カビの世界も面白い

糸状菌とはカビの事になるのですが、カビはたくさんの種類があって面白いですね。

 

キノコもカビの仲間で食用となる物もありますし食品の加工にも利用されます。

一部の農薬はキノコ由来の成分から作られている事もあるほどです!

 

その一方でカビ毒など人体に有害な成分を生み出す物もありますし、植物などの病気(カビ由来の病気が多い)の原因になることもあります。

 

我々の生活、そして農業を営む上ではカビと関係を切ることは出来ません。

上手く関わることが出来れば様々なメリットがありますが、場合によっては健康被害を引き起こすことも…。

 

カビ毒は嘔吐などのすぐに出る症状だけでなく、発ガン性のある成分を生み出す事もあるため特に注意すべき点だと思っています。

 

カビの世界は非常に奥深いものですね。

本格的な秋へ向かって

おはようございます。

上河内地区では弱い雨が降り出しました。

 

今日あたりから天気が崩れそうな予報だったので、その予報が当たった形になりますね。

そしてこの天気の崩れをきっかけに本格的な秋が訪れそう…。

 

今までは平年よりも少し気温が高い状態が続いていましたが、今後は一段と気温が下がりそうです(^^;)

 

もともとこの時期になると一気に季節が進むように思いますが、今年に関してはその傾向が顕著になりそう。

体調管理などにはいつも以上に気を付けたいと思います。

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ちなみに秋はお茶の木が最も効率よく光合成を行う季節になります。

 

春も光合成の効率が良いのですが収穫などが行われます。

夏場は葉がたくさん茂っていますが、気温が高いので光合成の効率が落ちますし、呼吸量も増える事で栄養分の消費も増えるでしょう。

 

そして冬は休眠の季節!

季節柄、光合成のスピードがゆっくりになります。

 

秋は気温や日照などの条件は申し分なしですし、呼吸量も落ち着く季節なので栄養分の過剰な消費もありません。

光合成でしっかりと栄養分を作り出すことができ消費量も落ち着くため、最も効率よく光合成が行える季節だとされているのです。

 

今後気温の低下と共にお茶の木は休眠するための準備を進めるでしょう。

 

それまでしっかりと光合成を行い、春に伸ばす芽のために栄養分を蓄えて欲しいものです。