日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

10月のお茶づくり 総集編

こんばんは。

早いもので2019年も残すところ2か月…。ここまであっという間に時間が過ぎてきたように感じます。

 

消費税が10%に上がり、軽減税率も始まり1か月が過ぎようとしていますが、その影響などは出ているのでしょうか…?

個人的には、あまり増税に関しては気にしてはいませんが、増税を機に少し財布の紐を締めています。

 

また、キャッシュレス決済に関しては、あまり取り組んでいるとはいえませんね…。

ネットショッピングやガソリンスタンドではキャッシュレス決済を行っていますが、コンビニなどの店舗ではまだまだ現金を使用しています。

 

キャッシュレスでの決済が不安…という訳ではなく、イマイチ使い方が分かっていなかったり、慣れている現金の方が使用しやすい状態なので、現金での決済の方が多いです。

 

今後はキャッシュレスでの決済も少しずつ行っていこうかな…と思っています(^^♪

 

 

天気の悪かった10月

10月は天気が悪い日が多かったです。

日本各地に被害や影響をもたらした台風たち…。静岡県内でも、平年と比べて降水量は多かったのではないかと思います。

 

また、1日を通して晴れる日も少なかったです(>_<)

毎日の最低・最高気温と天気を記録しているのですが、1日を通しての晴れは8日間ほど。それ以外の日は、晴れても雲が広がってきたり、雲が主役の空模様でした。

また雨が降った日は17日ほどありました。

もちろん全ての日で断続的に雨が降ったわけではありませんが、ひと月のうち半月以上の日で雨が降る時間帯があり、ジメジメとした日が多かったと思います。

 

ちなみに気温に関しては、最低気温も最高気温も1か月の間で10℃ほど下がりました。

 

 

ナラシ作業・化粧刈り

9月下旬から10月上旬にかけて行ったのが、夏の間に伸びた枝葉をカットしお茶の樹の表面を整える作業!

専門的には『整枝:せいし』作業といいますが、私たちは『ナラシ』と言うことの方が多いです。

 

お茶の樹の表面をキレイに均すことから『ナラシ』と言われるようになったのだと思います。

この作業を行うことで、翌年の春にそろって芽が伸びてきます。

1つ1つの芽に、均等に栄養分が行き渡ることで、均一に芽が伸びて来るのです!

 

また、収穫時に古い葉っぱや枝が混入するのを防ぐ役割もあります。

 

この作業を行うと、お茶の樹は翌年の春に伸ばす芽の準備を本格化させます。

小さな芽ですが、その内部では翌年の春の開く葉を準備するなどしているのです。

 

一番茶の生長に大きく影響する作業であるため、かなり集中して作業を行います。

 

 

カスミンボルドー散布

ナラシ作業が終わると、カスミンボルドーという農薬を散布します。

この農薬は、ボルドー剤に農業用の抗生物質カスガマイシン」が配合された物です。

実は秋から冬、そして初春にかけて『赤焼病:あかやけびょう』という病気が発生することがあります。

この病気はお茶の樹が感染する病気の中で唯一”細菌”を原因としたものです。

 

そのため、細菌に対抗するために抗生物質入りの農薬が必要なのです。

人間でも、細菌を退治する時は抗生物質を使用するため、それと同じですね!

 

冬の強い風や台風の暴風により、葉っぱに小さな傷が付きます。

その傷から赤焼病の菌が侵入するとされているため、台風が来る前に…ナラシ作業を終えた後すぐに散布しました。

 

抗生物質であるカスガマイシンが細菌を直接退治し、ボルドー剤は葉っぱに出来た傷から菌が侵入するのを防ぐ役割となっています。

 

 

10月中旬以降

10月中旬以降は、比較的余裕ができる時期になります。

この時期に行ったのは主に草取り…。

 

秋になると種ができる草があります。この種が土に落ちてしまうと、翌年の春に再び伸びてきてしまう事に…。

 

翌年に雑草が生えてきてしまう事を少しでも防ぐために、この時期の草取りは非常に重要となります。

 

1つ1つ手で取り除き、袋に入れて畑外へ持ち出し…。

特に茶畑内へ種を落とさないように注意しながら行う必要があります。

 

 

今月は…

今月は越冬するダニを対象とした農薬散布や敷き草などの作業を行っていきます。

 

少しずつ気温が下がり、季節が秋から冬へ…。

山々も色付き、秋らしい美しい景色の中、冬を越すための農作業を行っていきます。