日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

今日の一枚 20/05/09

こんにちは。

今日は昨夜11時から今朝6時半まで、夜間にお茶を揉む当番でしたので投稿が遅くなりました!

 

お茶のシーズンは睡眠時間が短く、体力的に大変な時もあるのですが、今まで行ってきた結果が表れる瞬間!!

何よりも、良いお茶を収穫し作っていくのは、非常の楽しいものです(^^♪

 

今日は雨が降っているため、お茶の収穫作業はお休みに…。

明日以降は天気が回復するため、シーズン終盤の残りの日々をしっかりと頑張っていきます。

 

朝露と新芽

この時期の茶畑には、びっしょりと濡れるほどの朝露が降ります。

朝露は、お茶の芽に適度な湿り気を与えてくれる存在で、天然の保湿パックのような存在となっていますね(^^)/

また、朝露がしっかりと降りるためには、昼夜の寒暖差が大きくなくてはいけません。

 

昼夜の寒暖差がしっかりとあること…。そして朝露が降りる環境では、お茶の芽が柔らかく繊細に育ってくれるのです!

 

ただし、朝露などで濡れた状態の茶葉を収穫する事は出来ません。

製造する時に悪い影響を及ぼすため、朝露や雨露はしっかりと乾かしてから収穫を始めます!

 

その再利用するのが『露払い機』という機械。

エンジンで風を起こすブロワーですね!

 

この機械でびっしょりと付いた朝露を吹き飛ばし、乾きやすくなるようにします(^^)/

 

ちなみに、朝露をしっかりと乾かすためには、お日さまの存在と風が重要です。

 

露払い機を使用しても、露を除去できるわけではありません。

あくまでも乾きやすくするためで、最終的にはお日さまの光や気温により乾いていきます。

 

暖かくお日さまの光がしっかりと届き、さらに風があると短時間で乾きますが、曇りの日は時間がかかってしまいますね…。