日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

幼木に肥料まき

こんばんは!

昨日は立秋、すでに秋になりましたが今日も暑い…。

 

今朝もスカッとした快晴になり今日も気温が上がりそうな空模様。しかし、お昼頃になると厚い雲が広がる時間帯もあり、気温的にはいつもよりも2~3℃低くなりました!

 

ただ、雲が広がることもあり、湿度がかなり高い状態に…。

まとわりつくような暑さで、体力的にかなりキツイ1日となりました。

 

夜の間、雲が晴れてくれると放射冷却で少しは涼しくなると思うのですが、今夜はどうでしょうか…。

今のところ雲が空を覆っているため、蒸し暑い夜となりそうです。

 

寝ている間の熱中症もとても怖いので、寝る前にしっかりと水分を取るなどお気を付けください!

 

 

幼木の生長状況

今年の春に、小さなお茶の樹の苗を植えてから約5カ月…。

植え付けた幼木(植え付けて年数が経っていない樹のこと)は、春の少雨で一時的に葉っぱが枯れ落ちてしまいましたが、5月になると新芽を伸ばし始めました。

 

その後は、十分すぎるほどの雨が降り、順調に生長しています。

そんな現在の幼木の姿がこちら

5月頃に開いた葉っぱは濃い緑色になり、新しい芽もたくさん伸びています。

 

遠くから見るとこんな感じ…↓

お茶の樹がまだ小さいので大部分で土が見えていますが、お茶の樹が列状に植えられているのがよく分かると思います。

 

ちなみに、春の少雨により葉っぱが枯れ落ちてしまった時は、こんな状態でした

この時と比べると、一目瞭然ですね(^^)/

 

大人のお茶の樹と同じ大きさ、状態になるまでには、まだまだ時間がかかります。しかし、少しずつ確実に大きく生長しつつある幼木です!

 

 

こまめな肥料まき

幼木はまだ小さく、根っこが張っている範囲も狭いです。

そのため、大人のお茶の樹より肥料の量は少なくし、さらにこまめに肥料をあげています。

 

一度に肥料をまいてしまうと、途中で肥料が不足してしまう「肥料切れ」が発生し元気に芽を出すことが出来なくなったり、逆に肥料が効きすぎてしまい根っこなどにダメージが発生することがあります。

 

そこで、幼木に肥料をあげる時は、なるべくこまめに行うようにし、肥料切れや根っこへのダメージを防いでいるのです(^^)/

 

今回まいた肥料は粒状の化成肥料。

今のシーズンは盛んに根っこや新芽を伸ばす時期なので、効果が出るのが早く、まく量の調節がしやすい化成肥料を選択しています!

 

まく肥料は一旦バケツに入れ、手で肥料をつかみ、パラパラとお茶の樹の近くにまく方法で行いました。

お茶の樹に近すぎると、根っこにダメージがある場合があるのである程度離してまくのがポイントです。

大体、株元から10~20㎝ほどは離すようにしています。

 

 

雨が欲しい!

8月になってからは一切雨が降っていません。

雨が降らず、高温…。そして強い日差しもある。着々と土の中の水分は減少しつつあります。

 

しっかりと土づくりを行っているため、水不足でお茶の樹が枯れてしまうようなことは無いのですが、新しい芽の生長が遅くなったりすることはあります。

 

特に植え付けたばかりの幼木は、適度に雨が欲しい時期です(>_<)

 

すでに10日間以上雨が降っていないので、そろそろ雨が降って欲しい所…。

お盆で帰省したり遊びに行く方も多いと思いますが、農家的には近いうちにどうしても雨が降って欲しいです。

(申し訳ありません…m(_ _)m)