おはようございます!
今朝も相変わらずの曇り空の川根町…。今にも雨が降って来そうな感じです。
『そろそろ梅雨明けしてほしい!』
『晴れて欲しい!』
そんな思いが日に日に強くなっていますが、今月中は少なくとも梅雨空が続きそうですね(^^;)
天気が相変わらずの状態でも、お茶の樹は三番茶芽をしっかりと生長させていきます。
特に三番茶芽が萌芽する頃はしっかりと防除を行う必要があるタイミングでもあります!
もしこの時期に害虫の被害に遭うと芽が大きく育ってくれませんし、雨の影響により病気に感染している可能性も高まっています。
防除の回数を最低限にするためには、防除を行うタイミングが非常に重要です。
害虫であれば発生初期。
病気であれば感染する前に予防剤を散布する事で、結果として農薬の使用を削減できます。
もし害虫を多発させてしまえば、その分生育にも影響が出てきますし、防除の回数も増えてしまうでしょう。
病気の場合も葉っぱが変色するほど症状が進行すれば、どんなに農薬を使用したとしても治すことは出来ません。
さらに症状が進行した葉っぱは伝染源となってしまうため、農薬の使用を増やすことになってしまうかもしれないですね…。
そのため、生育初期にきちんと防除を行い病害虫から作物を守ることが、作物の健全な生育と農薬の最低限の使用に繋がるのです(^^)/
雨が心配ですが、今後も芽の生育に合わせて防除作業を行っていく事になると思います。
三番茶芽の状態②
三番茶芽の状態ですが、生育が早い畑ではすでに1枚程度の葉っぱが開き始めていますね!
対して、萌芽直後の畑もあります。
どちらに共通する事としても、ほのかに茶畑が黄緑色がかって来ました!
ちなみに萌芽前後のまだ濃い緑色をした茶畑もあります。
すでに萌芽を終えた畑では1回目の防除を終えているので、今後は萌芽前後の状態の茶畑を防除していく予定です!
今回の長雨と日照不足により、お茶の樹の生育にも多少なりとも影響が出てくるでしょう…。
肥料の葉面散布を行い樹勢の回復の手伝いをする…
など、今後行っていく必要もあるかもしれません。
芽の生育やお茶の樹の状態をしっかりと確認して適切な管理を行っていきたいと思います。