日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

化粧刈りを開始します

おはようございます。

今朝も冷え込みが厳しくなり、指先がかじかむ中このブログを書いています。ただ昨日から毛布を掛けるだけでなく敷布団の上に敷き始めたので、夜は快適に眠れるようになりましたね。

今年の冬は寒さが厳しくなるのではないか…という予報が出ている一方で、電気代や燃料代は高騰中。なるべく節約をしながら冬を過ごす事となりそうです。

そんなことを思う10月下旬ですが、今日から今年最後の機械を使用しての作業が始まります。作業内容は化粧刈りです。

化粧刈りは前回行ったナラシ作業と同じ高さで、作業時に刈り残してしまった葉っぱや作業後に立ち上がってきた葉っぱ、遅れて伸びてきた四番茶芽などを刈り落としていく作業になります。

 

お茶の木の表面はすでに刈り整えられた状態ではありますが、この作業を行うと一段と美しくなります。飛び出ている葉っぱは傷がたくさん付いていたり、今後冬の風の影響により傷が付く可能性が高いです。葉が自然に枯れてしまう事もありますし、傷をきっかけに病気に感染し周辺の葉っぱへも広げてしまうなどの可能性もあります。

もちろん、一番茶の収穫時に古い葉っぱが混入するリスクを低くする目的もありますね。

 

見た目はあくまでも結果です!

これらの目的をもって化粧刈りを行い、その結果としてより刈り整えられた美しい茶畑を見ることが出来るようになるのです。