こんばんは。
上河内地区の一番茶は本日で3日目となりました。先週の後半は夏を感じさせる暑さとなりましたが、今週は気温が低めの傾向となっています。
特に昨日と今日は正直寒いと感じるほどの気温となっています。
気温が低いだけでなく雲が空を覆っているため日差しも届きません。さらに時々吹いてくる風も非常に冷たく、急遽冬用の上着を持ち出しての作業となりました。
最高気温は20℃に達しないということでお茶の芽の生育は停滞しています。
平年並みの気温であれば日に日に大きくなっていくため、収穫時となったところから順次採っていくのですが今年はなかなか大きくならず、もう2~3日はおいて収穫を行っても良いかなと思えるほどの状態です。
シーズンが始まったのは平年よりもかなり早かったですが、芽の状態は平年よりも著しく進んでいるとは思えませんね。
昨年は一番茶2日目から本格的に機械での収穫も始まりましたが、今年は3日目の今日も手摘みが主体です。ただし、十数年前くらいまではシーズンが始まって3~4日は手摘み主体だったので、そこまで異常なことでもありませんが。
冬を彷彿させる寒さは今日で終わりとなりそうです。
明日は雨でお休みとなり芽の生長を待つことができます。その後は平年並みの気温が続きそうなのでお茶の芽もほどよく育ってくれることでしょう。
本格的な一番茶の収穫開始は雨の次の日、木曜日以降となりそうです。
なお気温が低いので、蒸し機の湯気がなかなかすごいことになっていました。