おはようございます。
昨日の川根町上河内地区では、地区内の農家が集まりお茶の初摘みが行われました。
これは、依頼されて行っているもので、毎年本格的な新茶シーズンに突入する前に行われます。
今年は新型コロナに対応するために、人数をいつもより減らしての実施となりましたね…。
平年であればゴールデンウィークで帰省してきた家族がお茶の収穫を手伝ったりするため茶畑が賑やかになるのですが、今年は感染防止拡大の観点から帰省するのを控えて頂くことになりました。
今年の茶畑の光景は、いつもと違ったものになりそうです。
一心二葉で初摘み
初摘みは基本的に「一心二葉」で摘みます。
芽を指で丁寧に挟み、狙った部分で折ることで収穫していきます!
葉や茎になるべく傷を付けないようにするために、ツメは立てないようにしますし、乱暴に扱うのもNGです。
今年は芽がまだ小さかったこともあり、必要な量に達するまで時間もかかりましたしより丁寧に行う必要がありましたね…。
ただ、今回の初摘みでお茶の芽の状態が良く分かります(^^)/
香りも非常に良いですし、お茶の芽もしっとりとした状態なので、品質的にはかなり良い状態で育ってきていました!
30日より新茶スタート
上河内地区での一番茶(新茶)のスタートは、4月末である30日になりました!
暖冬の影響などにより平年よりも早い収穫になるかと思っていましたが、4月は思っていた以上に気温が低く寒暖差も大きかったため、芽が大きくなるのに時間がより必要になり、結果として昨年と同じくらいになりましたね…。
ゆっくり育ってくれると栄養分が浪費されませんし、柔らかくて良いお茶に育ってくれます(^^♪
低めの気温・大きな寒暖差はデメリットもありますが、それ以上に良い影響を及ぼしてくれるため、良いお茶に育ってくれて嬉しいです!!
収穫まで残り僅か…。
最後までお茶の樹の手入れをしっかりと行い、良いお茶を収穫・製造、そしてお届けできるように頑張っていきたいと思います!