日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

化粧刈りはやや遅らせることに

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は秋らしい青空が広がってくれました。

ただ気温がしっかりと下がった分、朝露で地面や草はびっしょりと濡れた状態に。予定していた敷き草作業ですが、昨日が雨だったこともあり一日延期ししっかりと乾かすことにしました。

そんな本日はお茶に関する作業は少し少なめにし、家庭菜園で行いたかったことを実施する一日にしました。これからは冬野菜や越冬させ春から初夏に収穫を行う野菜を植え付ける時期でもあるため、家庭菜園の方にも力を入れていきたいですね。

 

化粧刈りはやや遅らせることに

これから行う予定なのは敷き草作業。その後(22日頃から)化粧刈りという作業を行う予定でいましたが、化粧刈り作業に関しては少し遅らせることにしました。

理由は機械を持つ相方の都合になりますね。また気温がやや高めなこと、ナラシ作業と同じ位置で刈り落としを行うこともあります。もしやや低めの位置で刈り落としを行うのであれば予定通り行った方が良いのですが、今年は同じ位置で刈り落としを行うため、少し遅らせても芽には刃が当たらないだろうという判断です。

化粧刈り作業で刈り落とすのはナラシ時に上手く刈ることが出来ずペラっと残った葉っぱや遅れて伸びて来た四番茶芽です。

気温的にどんどん芽が伸びてくるような状況ではないのですが、遅れて伸びて来た四番茶芽はナラシ作業の時には刃にかからず、その後少し育ってきてしまいます。上の写真だと黄緑色の少しツクツクしている芽が遅れて伸びて来た四番茶芽です。

 

ほったらかしにすると来年の一番茶収穫時に影響が出てしまうため、化粧刈り作業で刈り落とす中心的な部分になりますね。

 

ちなみに昨年は化粧刈りを20日ごろから開始。その前の年である一昨年はナラシ後すぐに行いました。

今年は10月の下旬あるいは末頃から行う予定になりますので、作業時期の違いにより生育に違いが出るのか、出るとしたらどのような違いになるのかを確認する機会になるかと思います。

 

正確な傾向を掴むには何年か継続して同じ方法で行う必要がありますが、せっかくの機会なのでチャノキの様子をしっかりと見ていきたいですね。