日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

東海自然歩道の整備(川根・上河内~笑い仏)

こんばんは。

11月もついに最後の週になり、いよいよ年末感が強まってきましたね。この一か月間で季節もずいぶん進み、気温だけでなく植物も大きく変化したように思います。

落葉樹は紅葉や落葉が進み、常緑樹も古い葉っぱが落ちたりやや緑色が濃くなったり、葉のツヤが増したりしています。冬を迎えるための準備を着々と進めていることを実感しているこの頃です。

 

東海自然歩道の整備

11月最後の日曜日となった昨日は東海自然歩道の整備などを行いました。

東海自然歩道とは東京から大阪までの長大なトレッキングコースです。山道もあれば舗装路を歩いたりもします。ただ東海道と比べると山よりのコースであるため標高差によるアップダウンも大きいですし、完全に山の中の区間もあるため人気のある所から人気のある所までの距離が地味にある区間もあるでしょう。

 

そんな東海自然歩道の一区間島田市川根町にあり、上河内地区もその一部となっているのです。

そしてそのコースの一部の管理を地域の役仕事として担っています。

主な作業としては道や道標に異常がないかの確認をしたり、倒木や落ち葉などの除去です。真冬であればほぼ歩く程度で完了してしまいますが、嵐の後だと倒木があったこともありますし、秋から冬にかけては落葉シーズンでもあるため落ち葉が道に積もった状態となってしまいます。

今回の東海自然歩道の整備では大きな異常はなく、道に積もった落ち葉を除去したり雨水が道を削らないように所々に水口(水が逃げれるような溝)を掘ったりするのが主でした。

 

北アルプスなどの険しい山と比べると比較的安全に利用できる道になるかと思いますが、石や木の根っこが飛び出ているところも多く滑って転倒する可能性はそれなりにあるでしょう。またどの山どのトレッキングコースにも当てはまりますが、道迷いの可能性は〇にはなりませんね。

 

そのため、定期的に道を整備することにより利用される方が快適かつ少しでも安全に歩けることが重要だと思っています。

 

なお「笑い仏」という場所までの管理を担当しているのですが、こちらの場所(テーブルとベンチのある場所)にノートをアクリルのケースに入れて置いてあります。昨日の整備の際、初めて読ませてもらったのですが利用される方との関りを感じることができ嬉しくなりましたね!

決して多くの方が利用する道ではないのですが、今後も丁寧な管理をしていきたいと思っています。