こんばんは。
今日は風がとても強い一日となった川根町上河内地区です。なお、昨日からの雨は夜間に地面を濡らす程度は降ったようですが、朝には止んだ状態であり次第に風が強くなっていきました。
側溝に落ち葉が詰まった箇所がいくつか見られたため、明日はこの掃除をまず行いたいと思っています(本日は市街の方へ出ていました)
タマネギの植え付け
少し前の事になりますがタマネギの植え付けを行いました。
今回のタマネギ栽培では中生品種の「ノンクーラー」は種からの挑戦、それ以外は苗を購入して取り組みますが「もみじ3号」と「ネオアース」という中・晩生を主に育てていきます。ここ数年間は早生品種を主に育てていたので少し品種の傾向を変えた形になります。
なお早生品種を主に育てていた理由は病気や作業性によるものです。
4月の末ごろからはお茶で忙しい時期になりますし、6月になると入梅の可能性もあり病気が蔓延する可能性が高くなります。実際、収穫直前そして収穫後に腐ってだめになってしまう経験をしたので、晩生品種を育てることを避けていたのです。
しかし、晩生品種は大ぶりなものが収穫出来たり貯蔵性が良かったりするメリットもあります。特に早生品種を主に育てていた時には、玉の大きさに関してはもう少し欲しいなと思うことが多かったです。
早生品種であれば4月の下旬ごろの収穫となりますが上河内地区は山に囲まれているため日当たりが悪く、玉太りが進む季節であっても日当たりは十分とは言えない状態。そのため平地と比べて玉太りが悪い傾向にあったりしたのです。
そこで今回は再び晩生品種に挑戦することに!
ただ、一つの品種に集中すると収穫できない可能性もあるため作りやすく貯蔵性も良い中生品種も組み合わせての挑戦です。また植え付け予定の区画が少し余ったりもしたので、春植えのタマネギにも今回初めて挑戦しようと思っているところです。
そのほかの主だった挑戦としては、お茶を土づくりの主要資材としたことでしょうか。
機械にくっついて塊となったお茶や床に落ちた茶葉は当然製品にはしません。まとめて畑にまいたりして土へ還すのですが、今年のお茶づくりでは平年よりも多めの捨てるお茶をもらって来たところです。
他の肥料も少し使用していますが主な資材はお茶。お茶で作ったタマネギ・・・「チャマネギ」なんて言葉が浮かんできたことも…。すみません。
美味しいだけでなく料理で使用する頻度が高く、さらに貯蔵性も良い非常に魅力的な野菜であるタマネギ。ほかにも育てる作物はありますが、個人的に特に力を入れて育てていきたいと思っている作物です。
今回は晩生品種を主にしたため今までとは少し違った傾向があるでしょう。無事に収穫にたどり着けるよう丁寧な作業を心掛けたいと思っています。