日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

どんよりな空模様

おはようございます。

今日は4月15日、早くも4月の折り返し地点となりましたね。

 

2週間以内には一番茶が始まるでしょうし、1か月後には収穫・製造が終わり一番茶後の管理作業に追われていることでしょう(^^;)

 

茶農家にとって一番忙しく、そして一番やりがいのある時期が近付いて来ている事にとてもワクワクしているこの頃です。

 

どんより

昨日は朝から曇り空で雨がパラつく事もありましたが、日中はほとんど雨が降りませんでした。

もっと降るかと思っていたので少し期待外れでした。

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ただ、夜の間に激しく雨が降るひと時があったのか地面は濡れた状態。植物に水分を供給する雨にはなってくれたのではないかと思います!

 

今日以降の天気は晴れを出している会社もあれば曇りや雨の予報を出している会社もありますね。

ただ週間天気予報を見てもそれほど寒い日はやって来なさそうなので、今後もお茶の芽は順調に育ってくれるでしょう(^^)/

 

雨がたっぷりと降ってくれる日がもう1・2日ほどは欲しいため、雨を待ちながら一番茶の収穫に備えたいと思います。

4月上旬の茶畑

おはようございます。

今朝の川根町上河内地区はくもり。時々弱い雨が降る空模様となっています。

 

1週間以上晴れの日が続いていたので、久しぶりのくもりや雨となりますね。

 

気温が上昇したこともあって土の表面は少し渇きがち…。また多くの植物が芽を伸ばす時期であり、水分の利用料が増える頃合いでもあります。

 

そのため、今回の雨もお茶の木を含めた多くの植物にとって恵みの雨となってくれそうです。

 

お茶の芽はたとえ気温が高く推移したとしても雨が降らなければ大きく育てなかったり、少しパサついた状態になってしまいます。

適度な雨はお茶の芽の品質を高めたり、収穫量を増やす効果があるのです。

 

昨年や一昨年は少し乾燥気味の日々が続きましたが、今年は雨がしっかりと降りそうな予報が出ています。

逆に雨が多過ぎないか心配ではありますが、今のところ気象条件的は良い状態で推移しています。

 

4月上旬の茶畑

4月上旬に撮影し投稿していなかった写真を今回はまとめて投稿したいと思います。

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今ではさらに大きくなっていますが、生育が早い道路沿いの場所などでは4月の上旬時点でこのような状態となっていました。

 

4月の上旬や中旬にかけて冷え込む日が2・3日ほどあることが多いのですが、今年はそのようなことは無く逆に暖かな日が続いたことで順調に芽が育ってくれました。

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少し遅れ気味だった山桜も今では多くの木が花を散らし始め…

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落葉広葉樹の新芽が美しい状態になりつつあります。

木の種類による目の色の違い。標高差や日当たりによる生育の違いにより生まれるこの時期特有のグラデーションが個人的にとても好きです!

 

今回の雨が上がり再び晴れれば茶畑の様子はまた一段違ったものになるでしょう。山の木々も茶畑も新緑が美しい状態へと変わりつつあるこの頃です。

早生品種「おおいわせ」と晩生品種「おくひかり」の生育の違い

こんばんは。

4月頭の雨以降、暖かく天気が良い日が続いていますが、ここ3日ほどは暖かいを通り越して暑いと感じるほどの陽気となっています。

 

半袖でも十分に過ごせる気温ですし、日差しが強いため日焼けもします。

今後は屋外で作業する時間が長くなりますし、季節柄気温がどんどん上がっていくので、汗をかけるようにしたり太陽の光を浴びて日差しに慣れるようにするなど、気温や季節に対して体の準備を整えて行きたいと思います。

 

なお昨日は半日ほど半袖で屋外にいましたが、しっかり日に焼けてしまいました。日差しが強いので外で活動する際は、日焼けや熱中症にお気を付けください。

 

早生の畑と晩生の畑

「おおいわせ」は早生に分類されれるお茶の品種の1つです。

うちの畑の中で最も早い時期に萌芽し、その後も一回り二回り早く生育していきます。

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この頃の暖かさもあってすでに葉が2枚ほど開きました。

そして3枚目の葉っぱも開きつつあります。芽の長さ(芽長)もずいぶん大きくなりましたね!

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遠目で見ても黄緑色になりました。

明日からは雨も降りそうな一方で、気温はそこまで下がらず冷え込みは穏やかになりそうです。

 

そうなるとさらに芽が大きく育ってくれるのではないかと思います。

 

その一方で晩生品種の「おくひかり」はようやく萌芽が始まった状態です。

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だいぶ芽は膨らんで来ていますが、萌芽している物の数はまだ少ないです。

2週間ほど前の「やぶきた」の畑を見ているような感覚になります。

 

また早生品種の「おおいわせ」と比べると芽の状態は一目瞭然で違いますね(゚д゚)!

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茶畑も濃い緑色のままで新芽が伸びてきている感じはあまりしません。

 

収穫も一番茶シーズン終盤。最終日の一番最後に行うのが恒例です。

 

雨に期待

早生や晩生の分類は「やぶきた」を基準に決められます。

やぶきたの畑は「おおいわせ」と「おくひかり」の中間くらいの状態ですね。ただし、同じ品種であっても標高差や地形など僅かな違いにより生育状況に違いが生まれています。

 

どの品種であっても暖かくなり適度な雨が降るとしっかりと芽を伸ばすようになります。

今年は4月の頭に雨が降り、明日からもしっかり雨が降りそうなので、茶の木の生育にとってはかなり良い条件となるでしょう。

 

気温が高くても雨が少なければ芽が伸びにくくなるため、明日からの雨にも期待したいと思います(^^)/

原木シイタケの菌打ち

こんばんは。

昨日は今年初めての夏日となりましたが、今日も25℃まで気温が上がり夏日の1日となりました。

 

やはり体が暑さに慣れていない事もあってか非常に暑く感じますね(^^;)

こまめな水分補給を心掛けると共に、しっかりと汗をかけるように体を整えて行きたいと思います。

 

菌打ち

先週切り出した原木シイタケ栽培用の丸太。

そこへシイタケを発生させるために菌打ちを行いました(^^)/

 

野菜などで言えば種まきに当たる作業になりますね。

 

原木シイタケの栽培では種駒と言われる菌が住み着いている木の栓を丸太に打ち込みます。

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小さいコルク栓のような物が種駒です。

専用のドリルで丸太に穴を開け、そこへトンカチなどを利用して打ち込んでいくのが菌打ちという作業になります。

 

作業するにあたって、種ゴマは製造メーカーによって多少太さが違うため適したドリルを利用すること、先が細くなった方を下にして打ち込むのがポイントです。

また木が太い物ほど打ち込む種駒の量を増やすなど調節することも大切になりますね。

 

種駒にはシイタケの菌が住み着いているのですが、この塊を丸太に打ち込むと丸太にもシイタケの菌が広まります。

そして十分に菌が広まり適度な気温・気象条件が揃うとシイタケが出てくるようになるのです。

 

菌が丸太いっぱいに広まるまでには2年ほどの時間がかかります。

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収穫までは非常に時間がかかりますが、収穫までそして収穫が始まってからも置き場所さえ間違えなければ必ずと言っていいほどシイタケが出てきてくれます。

 

シイタケも菌(カビ)の仲間。乾燥は大敵となるため、直射日光が当たるような場所で管理するのはNG。

うちでは写真のようにスギやヒノキなどの常緑樹の林の下に置いて管理しています。

 

ここであれば人為的に日陰を作り出す必要もありませんし、乾燥しすぎる事もありません。

ただし、菌を打ってから1・2か月程度は寒冷紗などをかけてより保湿した方が菌の生長が早まるでしょう(^^♪

 

意外にも…

あまり意識することはありませんがシイタケにも品種があり、出てくる時期や味・形などが違います。

 

ホームセンターなどで購入できる種駒を利用しているためあまり品種は意識していませんが、今後はいくつかの品種を育ててみるのも面白そうだな…と思っています。

 

またシイタケ以外にも、ナメコやヒラタケ、クリタケなどの種駒も販売されています。

それぞれ多少管理方法が違ったりするのですが、それほど難しくはないため挑戦はしやすいと思います。

 

まだ切り出した木が余っているので、余裕があれば他のキノコも挑戦してみるつもりです。

茶畑は黄緑色に 山林は所々がピンク色に

おはようございます。

昨日は1日を通してお休みにしました。

 

ここ数日雑木を玉切りし担いで山の斜面を上り下り…。そこそこ疲れていたので良くリフレッシュすることが出来ました(^^)/

 

天気も良く、気温は高め。

暖房なしでも十分快適に過ごせる陽気でとても心地よい陽気でもありました。

 

今日も朝から良く晴れています。

日中の気温はさらに上がりそうな予報が出ていますし、夜の冷え込みもそれほど厳しいものとはならなさそうです。

 

冷え込みがやって来なければお茶の芽も順調に育ってくれそうですね。

 

春の装いに

茶畑も山林も春らしい状態となりつつあります。

桜トンネルなど家山の桜は完全に葉桜へと変わってしまいましたが、上河内地区の山桜はようやく満開状態となりました。

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3月末から4月の頭にかけて寒い日が続いていたので、満開となるまでに時間がかかったように思います。

上手く撮ることが出来ませんでしたが、山の所々がピンク色となり春らしい景色を楽しむことが出来ます(^^♪

 

早く開花した桜に関しては花が散り葉が出始めているので、それほど時間がかからないうちに新緑が美しくもなりそうですね。

 

茶畑も徐々に黄緑色が目立ち始めました。

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完全に芽が萌芽し葉が1枚開きつつあるこの頃。

まるで抹茶を振りかけたような見た目だと個人的には思っています!

 

古い濃い緑色の葉っぱがまだ目立つ状態ですが、少しずつ黄緑色の芽が育ってくることで黄緑色がぽつぽつと存在感を放つ見た目となります。

 

芽が小さければ黄緑色はそれほど目立ちませんし、逆に2枚目の葉っぱが開く頃になると黄緑色がより目立ってしまうため、粉を振りかけたような見た目にはなりません。

 

僅かな期間しか楽しめない景色となるのです(^^)/

 

最近は暖かい日が続いています。

雨もたっぷりと降り土には十分な湿り気がありますし、日に日に芽が大きくなり茶畑の見た目が変わっていくのではないかと思います。

バッテリー式チェーンソーを使用したコナラの玉切り

おはようございます。

最近は天気が良い日が続いています。気温も上がり日中は22℃程度となる日が多いですね。

その一方で朝方は6・7℃くらいまで下がることが多いです。

昼夜の寒暖差が15℃を超える日が続いているため、ハードな作業でなくても何となく疲れるような感覚になります。

 

時期的に15℃の寒暖差は普通にありますし、20℃を超えるような日もあります。

慣れてくれば問題ないと思いますが、それまでは少し堪えそうです(^^;)

 

コナラの木の玉切り

秋に伐採をしたコナラなどの雑木。

ついに原木シイタケを栽培したりするために、使用しやすい大きさに切る「玉切り」を始めました。

 

もう少し早い時期に行いたかったですが、茶畑の作業や所用があり4月になってから本格的に取り組む事になってしまいました。

しかし4月も菌を打つ適期に含まれるため、問題なく育てる事が出来るでしょう。

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秋に伐採をした切り株からはひこばえも伸び始めていました。

2・3年もするとある程度の大きさに育ちますし、10年も経過すれば木らしい立ち姿となります。

 

20年もすると十分な太さまで生長するので、その頃には再び伐採を行い利用したいですね(^^)/

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こちらの切り株は以前伐採をしたところから、ひこばえが伸びたのでしょう。

今回の伐採では生長したひこばえを伐採し利用しています。

 

そしてまたひこばえが伸び始め、再び立派な雑木となろうとしているのです!

 

すでに根っこが十分に張っているため、ひこばえでの再生は生育が早く進みますね。あっという間に大きくなってしまうため、雑木林の状態と良くするためにも適度に手を入れる必要があるのです。

 

バッテリーチェーンソーをお試し

今回の玉切り作業では、バッテリー式のチェーンソーを使用してみました!

ただしレンタルです。実際に使用し、購入するかどうかの判断材料にする目的もありました。

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使用初日は負荷がかかると止まる仕様が少しイラつきましたが、2日目以降は力のかけ方のコツをつかむことが出来たので思っていた以上に快適に切ることが出来ました。

 

パワーもあるので、それなりの太さの枝も切ることが出来ますね。

 

デメリットとして感じたのはバッテリーの持ちの悪さ。

カタログ値では40分ほど使用できるという事でしたが、20分程度しか持ちませんでした(使用方法などによると思いますが)

 

バッテリーを二つ準備して作業に当たりましたが、1時間程度しか作業が行えないのが気になりますね。

 

もっとバッテリーの数を増やせば問題ないと思いますが、導入時やバッテリーの充電回数などのコスト面が購入時の最大の懸念事項となりそうです。

 

ただし、枝を落としたりする作業であればバッテリー式の方が扱いやすそうです!

また短時間で済むようなちょっとした作業であれば、こちらの方が快適化もしれませんね。

 

まとめると・・・

 

メリット

・思っている以上にパワーがある

・エンジンと比べて音が静か、振動も少ない

・ちょっとした作業で扱いやすい

 

デメリット

・バッテリーの持ちが悪く長時間の作業には向かない

・負荷がかかると止まることが多い

(コツをつかめば問題なし?)

 

懸念点

・バッテリーの寿命

 

エンジン式のチェーンソーと切り替える事は今のところ出来ませんが、枝を落としたりちょっとした玉切りであれば十分に使用できます。

 

今回レンタルしたのはバーの長さが20cmの物だったので最低でも25cm、できれば30㎝の物で、もう少し力が強いものであれば購入したいと思いました。

来年くらいの購入を目途に色々調べたいと思います(^^)/

家庭菜園も春の準備を

おはようございます。

昨日や一昨日と比べると少し肌寒い朝を迎えましたが、霜が降りるほどの気温にはなりませんでした。

 

週間天気予報を見ても、今後しばらくは霜などの心配をする必要はないかな…と思っています。

 

そんなこの頃の暖かい気温のお陰でお茶の芽は日に日に大きく育っています。

晩生品種以外の畑で萌芽し、現在は葉を一枚開きつつある段階です。大体10日程度は必要になるでしょうか。

 

葉が一枚開くようになると茶畑も少しずつ黄緑色に見えるようになりますね(^^)/

 

今は収穫する時を楽しみにしながら芽の生長を待っています。

 

家庭菜園も…

お茶の方は一番茶シーズンへ向けて確実に生長していますが、時期的にそろそろ家庭菜園の準備も進めたいところ…。

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ジャガイモも土の中から芽を出し、緑色の列が存在感を放つようになりました。

 

他にもお茶が始まる前には夏野菜の苗を植え付けたいですし、昨年はほとんどできなかったサツマイモにも挑戦したいです。またコンニャク芋の栽培もしてみたいところ…。

 

家庭菜園の方でもやりたいことが多いです!

 

一昨年くらいから家庭菜園の畑にもシカなどの動物が入るようになり食害を受ける事もありましたが、今年はなるべくそのような事態が無いようにしっかりと対策をしたいと思います。