こんばんは。
昨日は今年初めての夏日となりましたが、今日も25℃まで気温が上がり夏日の1日となりました。
やはり体が暑さに慣れていない事もあってか非常に暑く感じますね(^^;)
こまめな水分補給を心掛けると共に、しっかりと汗をかけるように体を整えて行きたいと思います。
菌打ち
先週切り出した原木シイタケ栽培用の丸太。
そこへシイタケを発生させるために菌打ちを行いました(^^)/
野菜などで言えば種まきに当たる作業になりますね。
原木シイタケの栽培では種駒と言われる菌が住み着いている木の栓を丸太に打ち込みます。
小さいコルク栓のような物が種駒です。
専用のドリルで丸太に穴を開け、そこへトンカチなどを利用して打ち込んでいくのが菌打ちという作業になります。
作業するにあたって、種ゴマは製造メーカーによって多少太さが違うため適したドリルを利用すること、先が細くなった方を下にして打ち込むのがポイントです。
また木が太い物ほど打ち込む種駒の量を増やすなど調節することも大切になりますね。
種駒にはシイタケの菌が住み着いているのですが、この塊を丸太に打ち込むと丸太にもシイタケの菌が広まります。
そして十分に菌が広まり適度な気温・気象条件が揃うとシイタケが出てくるようになるのです。
菌が丸太いっぱいに広まるまでには2年ほどの時間がかかります。
収穫までは非常に時間がかかりますが、収穫までそして収穫が始まってからも置き場所さえ間違えなければ必ずと言っていいほどシイタケが出てきてくれます。
シイタケも菌(カビ)の仲間。乾燥は大敵となるため、直射日光が当たるような場所で管理するのはNG。
うちでは写真のようにスギやヒノキなどの常緑樹の林の下に置いて管理しています。
ここであれば人為的に日陰を作り出す必要もありませんし、乾燥しすぎる事もありません。
ただし、菌を打ってから1・2か月程度は寒冷紗などをかけてより保湿した方が菌の生長が早まるでしょう(^^♪
意外にも…
あまり意識することはありませんがシイタケにも品種があり、出てくる時期や味・形などが違います。
ホームセンターなどで購入できる種駒を利用しているためあまり品種は意識していませんが、今後はいくつかの品種を育ててみるのも面白そうだな…と思っています。
またシイタケ以外にも、ナメコやヒラタケ、クリタケなどの種駒も販売されています。
それぞれ多少管理方法が違ったりするのですが、それほど難しくはないため挑戦はしやすいと思います。
まだ切り出した木が余っているので、余裕があれば他のキノコも挑戦してみるつもりです。