日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

風花が舞う一日

こんばんは。

今日は寒気の影響により全国的に大荒れの天気となっているようですね。当地区でも日中風花が舞うこともありましたし、朝方には粉砂糖をまぶした程度に雪化粧もしていました(雪が降ったというよりかは風花が舞ってきて融けずに残った程度ではありますが)

 

北寄りの山を見ると白く靄がかかったような状態であったため、場所によってはそれなりに雪が降っているものと思われます。

この辺りでは、雪が降ることはもともと温暖な地域であることもありますが、著しく気温が高いわけでもありません。気温的には雪が降ってもおかしくないような日もあるので、雪雲が辿り着く前に降らせ切ってしまう事も大きく影響しているのではと思っています。

 

というのも、静岡県の中部は北アルプスから南アルプスまでの高い山脈が北西側に位置しています。対して隣県である愛知県では北西側に高い山脈がなく日本海側との距離もやや近いため、たびたび雪雲が流れ込んできて雪を降らせる傾向にあるのだと思います。

天気予報のレーダーを見ると静岡と愛知の県境付近が降る降らないの境となっていることが多いですね。そのためこれらの山脈が影響していることは確実でしょう。

 

ただ強い寒気の時は僅かに残った雪雲が辿り着くため、軽く降ったり風花が舞ったりはしますね。

 

地域によっては大雪などによる影響が出ているでしょうし、そうでないとしても今夜から明日朝にかけては冷え込みが厳しくなりそうです。普段冬が降らない地域で積雪があると大きな影響が出るため、外出する場合はより注意が必要でしょう。

私自身も明日は午前中から市街へ出る用事があるため、普段とは状況が違うであろうことを前提に行動していきたいと思います。

免許更新

こんばんは。

今日は先延ばしにしてきた免許の更新を済ませてしまう事にしました。1月上旬生まれなのでもう少し早い時期から更新自体は出来るのですが、なんだかんだありやや遅くなってしまいましたね(更新期間内ではありますが)

 

免許の更新に際し、少しの油断や慢心で自分や人を傷付けたり命を奪ってしまう事がある乗り物を自分で操作する以上、安全には特に気を付け傷付けたり傷付けられたりしないように・・・そのような経験をせずに免許の返納を迎えたいと思います。

なお免許ケースは緑色を選択。免許証を入れて使用することは無いのですが、ほかの用途に使用していたりもするので有難く使わせてもらっています。

チャノキの芽の話(萌芽前)

こんばんは。

1月も気が付けば下旬に突入。2月になれば春の肥料まきなども始まりますし、だいぶ時間が経ったなぁと感じているところです。なお、春の管理作業が始まるだけでなく、これからの時期は確定申告シーズンでもあります。事務作業も増えていくタイミングであるため、しっかりと動いていきたいと思います。

 

主な芽と予備の芽

今回はお茶の芽の話です。ただし収穫するような育ってきた芽ではなく、萌芽する前の状態です。花でいえばつぼみの状態の物になります。

今のチャノキは春に伸ばす芽をある程度膨らませた状態で休眠をしています。そのためこの時期には特段大きな変化は見られませんが、この芽の中では萌芽後に開く予定の葉っぱが作られ収まっていたりもするので、今後の生育を少しは予測出来たりもします。

 

ただし、しっかりと膨らんだ芽がこれからも育ってくれれば良いのですが、春先の遅霜などで凍って枯死する可能性も0ではありません。

そうなってしまえば収穫に影響が出てしまいますし、仮に収穫を行わないとしてもチャノキにとっては本来であれば光合成を行う体の一部を構築出来なくなってしまうため生育面でも悪い影響がありますね。

 

ただ、そのような事態を回避するためチャノキはしっかりと準備を整えております!

一見するとひとつの芽に見えるような姿をしていますが、実は大きく膨らんだ芽の横に小さな芽が準備されているのです。

 

上の写真でいえば白丸の部分になりますね。

反対側にも同じように芽があるので、大きく膨らんだ芽に予備の芽が2つあるような姿となっています。現在膨らんでいる芽と比べるとずいぶん小さいですが、もし最も膨らんだ芽が何らかの影響で育たなかった場合、予備の芽が膨らみ葉を茂らせるのです。

 

ただし、予備の芽は最も膨らんだ芽と比べると芽の大きさが小さくなったり開く葉っぱの枚数が少なかったりします。収穫しお茶を作ることを考慮しても、最も膨らんだ芽が育ってくれる方が良いですね。

 

今は気温が低く、日照時間も短いことから休眠のピーク前後であると言えるでしょう。

とはいえ、眠りはいつか覚めるもの。今後、気温や地温が徐々に上がり始めたり、日照時間が長くなることで少しずつ活動を始めてきます。

まあ、活動を開始したとしてもはじめのうちはっきりと分かるような変化は見られません。3月中旬頃になると目に見えて芽が膨らみ始め、3月末から4月の頭になると萌芽開始。その後、少しずつ芽が大きくなり4月末頃から収穫が始まるのです。

 

なお、今回は枝替わりで鉢に植えてあるチャノキの写真を利用しました。

昨年は挿し木が上手くいかなかったので、今年は株数を増やせるように積極的に挿し木に挑戦するとともに、株を大きくし品質面の特徴も少しずつ把握出来るようにしていければと思っています。

久しぶりの恵みの雨

こんばんは。

今回の土日はずいぶん前から雨予報であり、少雨で乾燥傾向であった状況から雨がしっかり降る事を期待しておりました。特に土曜日夜から日曜日にかけてはまとまった雨になりそうだったので天候を特に気にしていたところです。

 

そして気になっていた雨の降り方ですが、あまり期待していなかった土曜日も少し雨が降り、さらに本日の雨もそこそこ雨量はあったので十分安心できる雨の降り方であったと思います!

今までも雨が降る日が無かったわけではありませんが、土を十分に湿らせるようなものではなかったため今回の雨はとても有難かったです。

チャノキもいくら休眠中とはいえ、乾燥が進めば生育に影響が出ることもあるでしょう。雨が上がった後見回りを行いましたが土には十分な湿り気があったため、今後しばらくは雨が少ない状況が続いても大丈夫だと思います!

 

川の水も雨上がりに見ると倍近く増えているように見えたため水の供給面でも安心できますね。もし今回の雨の雨量が少なければ、かなり厳しい状況になっていたのではないかと思います。

週末は雨に期待

こんばんは。

昨日は約一年ぶりに静岡市街へ行っていました。静岡県中部地方在住ではありますが静岡市街まで出るのには地味に時間がかかりますし、近隣の市町で用件も済んでしまうため本当に久しぶりの訪問となりましたね。

少し行きたいところがあったので静岡まで出かけたのですが、とても良いひと時を過ごすことが出来ました。

 

雨に期待

昨日は午後に地面を軽く濡らす程度の雨が降りました。ただ土の中まで湿らせるような雨ではなかったので、まだまだ乾燥傾向にあると言えますね。冬はもともと雨が少ない時期ではありますが、それでもある程度は降ってほしいものです。

となると、今週末からの雨がどれほどのものになるかが重要になるでしょう。

土をある程度湿らせるような雨であれば幸いですがそれほど雨が降らなかった場合、その後も晴れ続きだとヒヤヒヤします。植物の多くは越冬中であり生育期と比べると水分を必要としませんが、だからと言って完全に乾ききってしまうと生育に影響が出るのでその点も少し心配です。

 

一日近くしっかりと降り続くような雨となり、土を十分に湿らせることを期待したいと思います!

軽トラのタイヤ交換

こんばんは。

昨日は気温が低く風も強い一日であり体感的に寒く感じました。対して今日は気温は昨日以上に冷え込んだと思われますが(日中に関しては少し高くなったと思います)陽射しがあった分、昨日より暖かく感じましたね。

そしてこの頃気になっているのが乾燥や少雨であること。土曜日と日曜日には雨が降りそうな予報となっているので、その時に土を十分に湿らせる雨が降ってくれることを願うのみです。

 

軽トラのタイヤ交換

先日、軽トラックのタイヤ交換をしていただきました。

まだもう少しであれば利用できる状態ではあったと思いますが新品の時と比べるとかなりすりすり減っていましたし、パンクの疑いがあるタイヤもあったため思い切って交換をすることにしたのです。

 

これからの春の時期には肥料をまくため、重い物を運搬する機会も増えますし足回りは重要になってくるでしょう。良いタイミングであったかなとも思っています。

タイヤは前回と同じくブロックタイプの物を選択。まれに未舗装路や路面状況の悪い道を走るため走破力はある程度欲しいですし、何よりも長持ちするのは大きな魅力です。

少し値段が高いのが少し悩みどころになるかなとも思いますが、全体で見ればそこまでコスト増にはならないでしょう。まだ変えたばかりですが、我が家では今後も軽トラにはブロックタイヤを使用しようと思っています。

 

今シーズンはスタッドレス使用せず?

タイヤ交換繋がりで思い出しましたが、毎シーズン冬になると自家用車の一台は少なくともスタッドレスに変えるのですが今シーズンに関してはまだ変えていませんでした。物自体はありますし作業も自分で行えるのでいつでも作業は出来る状態ではありますが、暖冬傾向という事もあり作業しないまま一月も折り返しを過ぎてしまいました。

長野などへ出かけることがあればその際タイヤを変えようと思いますが、その予定が無ければ今シーズンはタイヤ交換なしで過ごしてしまいそうです(その方が楽ではありますが)

居ついているであろうカモシカ

こんばんは。

今日は気温が低いだけでなく風も強いことからなかなか寒さ厳しい一日となりました。風があったことで霜が降りることは無く氷も張っていない状態であったため、目に見える景色としてはそれほど寒くないように思いましたが、冷え込みそのものは厳しかったことと思います。

ただ本来であればこのくらいの寒さになる時期であると思いますし、何ならもっと気温が下がっていても不思議ではないので暖冬の傾向なのかなと思っています。

 

これから季節は一年で最も寒い頃に突入します!長期予報を見る限りでは今後も暖かそうではありますが、寒い時期にはある程度寒くなった方が植物にとっても良いと思うので、どうすることも出来ませんが今後の気温の推移には注意していきたいものです。

 

同じ場所に長い時間

茶畑の見回りと簡単な作業へ出かけた際、山の斜面にカモシカがいるのを確認。カモシカがいること自体はもはや何も珍しくありませんが、人や人工物などに慣れてきているのか逃げなくなってきている傾向にあるようにも思います。

ジッとこちらを見てきますね。

 

この時期は青い草がほどんど生えていないため、ちょっとした冬草や枯草、木の樹皮・落ち葉(チャノキの葉っぱも・・・)などを食べているのでしょう。

ただ、この時この場所に関しては特にメリットがあるような物があるようには思いませんでした。

が、1時間少々ちょっとした作業を行い帰ろうとした時にも同じ場所に居続けていました。この時ばかりはちょっと不思議でしたね。

 

なお、カモシカは縄張り意識が強い動物とされています。

実際に喧嘩をしている光景も目にすることがありますし、それを原因とし命を落としてしまったであろう個体を見ることもあります。なので、このカモシカはこの辺りに完全に居ついてしまっているであろう個体でしょう。何とも言えない、正直複雑な気持ちです。