日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

中切り畑でのナラシ作業

こんにちは!

台風12号が刻一刻と接近しつつあります。

昨夜遅くから降り始めた雨は

今日の朝まで降り続けましたが

現在では雨は上がり日差しが射す時間帯もあります。

 

本降りになるのは夕方以降の予報なので

懐中電灯のチェックなど

備えをしていこうと思います。

 

今日は中切りをした畑で

(茶色くなるまで葉や枝を刈り落とした畑)

行ったナラシ作業を投稿したいと思います。

 

枝数を増加!

中切り作業は茶の樹の高さを調節するなどの理由で

数年に一度行う作業です。

一般的に一番茶の収穫後に行い

2か月ほどかけて新しい芽を伸ばしていきます。

 

作業直後はこのような畑も・・・

 

畑は違いますが

2か月後にはここまで芽が伸びます

 

このままにしていると

グングン芽が伸びていくのですが

問題が2つほど発生してしまいます。

 

1つは枝の数が少なくなってしまうこと。

そのままでは今伸びている芽が

そのまま生長していくため、枝の数が少なくなり

来年の一番茶(新茶)で出てくる芽の数も減ります。

芽の数が減るということは

収穫量も減少してしまいます。

 

もう1つは病気の発生。

現在伸びている芽は比較的柔らかく

若々しい芽ばかりになっています。

この状態では病気に感染しやすく、

夏という高温多湿な天気が続くため

環境的にも感染しやすい条件が整っています。

 

いくら農薬を散布し防ごうと思っても

このような状態では限界があります。

 

そこで深く刈り落としてから約2か月後。

ちょうど今の時期に一度伸びてきた芽を

刈り落としていくのです!

 

刈り落とした後はこんな感じ…。

ちょっと分かりにくいですね(^^;)

 

まだ葉の数が少ないためスカスカ状態ですが

かまぼこに似たような形になっています。

 

このように一度刈り落とすと

再び新しい芽を伸ばしてくるため

2枚目の写真以上にたくさんの芽が茂るようになります。

 

 

気温が高いほど

芽が出てくるスピードが速くなるため

8月中旬以降にはより茂った姿になると思います。

 

今後の作業

7月の下旬から8月の上旬は

お茶の手入れで少し忙しくなります。

 

代表的な作業は

・肥料ふり(土壌改良剤)

・農薬散布

この2つです。

 

台風が通り過ぎてから

これらの作業を行っていくので

その様子は今後お伝えしていきたいと思います。

 

刻一刻と迫りつつある台風。

お気をつけてお過ごしください!