日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

深刈りした畑でも芽が生長中

二番茶最終日となるであろう朝を迎えました。

雨が降れば収穫作業は行えません。梅雨時期の天気は分かりずらいですが、ある程度は雨が降らないでいて欲しいものです!

 

お茶の収穫作業は終わりに近付いていますが、他の畑では新たな管理作業が始まろうとしています。

5月中旬に葉っぱの部分はほぼ刈り落とし茶色くなった畑…。深刈りをした畑で芽が再生し始めました(^^)/

 

この芽をある程度の大きさまで育て一旦刈り落とし(この作業は枝数を増加させる目的でおこないます)再び芽を伸ばし来年の一番茶が育つ土台を育て上げます。

 

ただし、再生し始めた芽が病気などの影響を受けるとその後の生育も極端に悪くなってしまいます。

いまは高温多湿な梅雨時期。病気が発生しやすい季節でもあるため、深刈りした畑の芽の生育には注意が必要なのです。

 

病気を対象とした防除を予定していますが、収穫シーズンが終わるまでは作業出来ない規制があります。

まずは二番茶シーズンを終え、その後作業をする必要があるのです。

 

二番茶後に行う作業をしっかりと進めるためにも、最後まで気を抜かずに二番茶の収穫・製造に取り組みたいと思います。