日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

雨とお茶の樹について

こんばんは!

今日、川根町上河内地区では

日中の最高気温が28度ほどと

久しぶりに30度以下となりました。

 

そのため暑さで堪えていた体には

ありがたい気候の一日となりました。

 

しかし暑さの次は台風12号が…。

静岡県は土曜日の夕方から夜にかけて

直撃しそうな予報であったため

影響が出ないか心配です。

 

豪雨の被災地にも大雨が降らない事

新たな被害が出ないことを祈るのみです。

 

これからの季節はゲリラ雷雨や台風など

激しい雨が降ることがある季節だと思います。

 

そこで今回は雨とお茶の樹の関係について

投稿していきたいと思います。

 

降水量は多め

お茶の樹は亜熱帯地方が原産。

そのため寒さや乾燥には弱い特徴を持っています。

 

そのため日本では鹿児島県や静岡など

冬場の冷え込みが穏やかな地域で栽培が盛んです。

年間の平均気温で、

16度ほどが適していると言われています。

 

また気温だけでなく降水量もある程度必要です。

特に初夏から秋にかけて盛んに芽を出すお茶の樹、

この期間には乾燥は大敵です。

そのため雨が安定して降る地域が適しています。

 

雨が長期間降らないと、

お茶の芽の生長が遅くなる、あるいはストップする

葉が落ちてしまうなどの悪影響があります。

 

そのため二週間に一度は

まとまった雨が降って欲しいのです(>_<)

 

雨の悪影響

お茶に限らず植物全般、動物にも必要な雨ですが

雨が降ることで影響が出るものもあります。

 

それは「病気」です。

 

例えば人が病気になる時は

咳やくしゃみでの飛沫感染、空気感染

感染経路がいくつかありますが

お茶の場合は雨(水滴)で

病気が感染することがほとんどです。

 

お茶をはじめとした植物の病気の主な原因は

「カビ」や「菌」によるものですが

これらが感染するときには水が必要になるのです。

 

日本は高温多湿な環境です。

そのため植物の病原菌にとっては

感染しやすい、発病しやすい環境と言えます。

特に梅雨や秋雨の頃は長雨により

病気が出やすい季節になっています。

 

さらにお茶の場合は

降水量がある程度ある土地、

温暖で湿潤な土地を好む作物であるため

余計に病気に感染しやすいのです。

 

気温が低い冬から一番茶収穫までは

病気の発生は少ないため問題はないのですが

梅雨明け以降、

ちょうど今からの季節は病気が出やすい時季なので

農薬散布などを行い病気への対策が必要となります。