8月もいよいよ下旬に…。
7月は長い梅雨による日照不足や低温の影響が大きかったですが、8月になると一転して猛暑と強い日差しとなりました。
しかし、お盆期間中に猛威を振るった台風10号が過ぎてからは、少しずつ秋の気配が強まりつつあります!
暑さの感じ方も変わってきましたし、花などの開花状態も少しずつ変化しているので、秋らしくなるのがもうそろそろだと良いなと思うこの頃です。
特に最近は秋の訪れを感じさせる光景を茶畑で見ることが出来ています。
おかのや農園のある川根町上河内地区では、8月の上中旬から秋にかけて見ることが出来る昆虫の大発生があるのです。
秋を連れてくるトンボ
日本には様々なトンボが生息していますね!
「オニヤンマ」「アキアカネ」などのトンボの名前は多くの人が知っていると思います(^^♪
そんなトンボの一種が、上河内地区では8月になると徐々に増え、大量に空を飛ぶようになるのです。
毎年同じ時期に増えて来るので、季節の移り変わりを感じます!
トンボたちは、茶畑を中心に地面からそれほど高くない位置を飛び回っています。
飛んでいる姿はよく見かけるのですが、何かに止まっている姿はあまり見ないので、なかなか撮影できずにいました…。
そんなトンボが、お茶の芽に止まって羽を休めているのを発見。
驚かさないように、そっと撮影に挑戦してみました。
あ体は全体的に赤っぽいような色をしています。羽には特徴的な黒っぽい帯の様な模様があるトンボです。
調べてみたところ『ミヤマアカネ』というトンボではないかと思われます。
ただ、空を飛び回っているトンボも同じ種類なのかは、ちょっと分かりません…(^^;)
たぶん同じ種類だと思うのですが、飛び回っているためしっかりと体の模様を確認することが難しく、断言できません。
トンボの大発生
ちょうど今の時期は、日中であれば、地区内の茶畑のどこかしらで凄い数のトンボたちが飛び回っている光景を見ることが出来ます。
なかなか写真を上手く撮れないため、分かりにくと思いますが、こんな感じです↓
空を飛んでいる小さな物体は全てトンボ!!
この写真の範囲外にもたくさんいるため、規模的には20・30匹単位ではなく、少なくとも100匹以上。百何十匹という単位でトンボが飛んでいるのです。
それぞれのトンボがバラバラに飛んでいるのではなく、集団となって同じような範囲にいるため、かなり密集しています。
あまりにもたくさんのトンボが飛んでいるので、時々恐怖も感じるほどです。
どこからかやって来るのか…?
トンボというと、田んぼや池など水の流れが穏やかな所で産卵し、育つようなイメージがあります。
しかし、上河内地区には田んぼは一切ありません。
もちろん川は流れているのですが、小川のように流れが穏やかなわけでもありません。
そのため、私個人としては
「どこからか飛んできているのでは…?」
と、思っています(^^)/
アキアカネは、夏の間は高い山など涼しい場所に移動するそうなので、このトンボたちも同じなのではと思っています。
(昆虫の専門家ではないので、あくまでも想像ですが…)
トンボがやって来る環境を守る!
農業は自然と距離が近い産業です。
人の手によって本来なかった植物を持ち込み、育てるため、自然への影響が全く無いとは言えません!
しかし、農村や里山の環境は、農業などを行うことによって作られ、維持されるものもあります(^^)/
毎年、トンボたちがやって来てくれているのも、トンボたちが来れる環境であるからこそ!
そのため、この環境を人の手によって壊してしまう事だけは、何としても避けて行きたいものです(>_<)
有機リン系農薬やネオニコチノイド農薬を使用していると、トンボなどの虫がやってこなくなる…
という話もあるので、上河内地区のお茶づくり(農薬の選択や使用方法)は、周りの環境をしっかりと維持できているのだと思っています。
もちろん、決して慢心していい訳ではありません…(^^;)
常に栽培方法だけでなく、周りの環境に対しても勉強や観察をしていく必要があります。
トンボなどの昆虫が畑にやって来ているのを見ると
「品質が高く安全なお茶を作りつつ、周りの環境もしっかりと守っていけるようにせねば!」
と毎回思います。