今週後半からは多くの地域で梅雨入りしそうな雰囲気がありますね。
雨が多くなると「カビ」を原因とした植物の病気が伝染しやすくなり、さらに高湿度の環境が続くと感染が成立し発病するリスクが高まります。
梅雨入りする前に一度防除作業を行う予定ですが、その前にタマネギの収穫を済ませてしまうことにしました!
昨年は…
昨年育てたタマネギは、べと病などの病気が多発してしまいほとんど収穫出来ず、さらに収穫した物も乾燥保管中に腐ってしまいました。
やはり、多湿で多雨の環境に置かれると病気のリスクがどうしても高まってしまいますね…(^^;)
昨年のタマネギ栽培は散々な結果だったので、「今年こそは!!」と思い再チャレンジしているタマネギ栽培。
今年も病気が発生してしまいましたが、無事に収穫を行えることは出来ました(^^♪
大きさもそれなりの物が出来ましたし、出来としては今までで一番良いかな…と思っています。
ただ、収穫できたとしても保存中にダメになってしまう事もあります…。
長期間保存するためにはしっかりと乾燥させることが大切です。収穫適期より少し早いですが梅雨入り前に収穫し、さらに3日以上はしっかりと乾燥させたかったので、今回収穫を行うことにしました。
手で抜き根をカット
タマネギの収穫はとても簡単!
膨らんでいるタマネギ部分よりも少し上の茎をつかみ、土から引っこ抜くだけです(^^)/
育ったタマネギの形がハッキリと分かる瞬間になりますし、栽培期間が長い分収穫する瞬間はとても嬉しくなりますね!
収穫後は畑で乾燥させるのですが、根っこを切っておくことをおすすめします。
根はいずれ切らなければならない部分になりますし、そのままにしておくと水分を吸収しそうな感じもします。
また、根の部分から病原菌が侵入する可能性も0とは言えないため、乾燥を早く進めるためにも収穫時に根をカットするのが良いかもしれません。
また、タマネギ部分に付いている土は、なるべく払い落とす方が良いかな…と思っています。
これも病気の感染・発病のリスクを少しでも減らすためですね。
畑で2日程度乾燥
引っこ抜き、根をカットして収穫したタマネギは、そのまま畑で2~3日程度乾燥させます。
晴れが続く場合はそのまま畑の上で乾燥させても問題ありません。
しかし雨上がりで土が湿っぽい状態だったり、雨の心配がある場合はシートを広げその上で乾燥させるのが良いかもしれません。
今回は、土の表面が乾燥した状態だったので、土の上に置いて乾燥させることにしました。
この状態で2~3日ほど乾燥させたら紐で縛り、軒先などに吊るしてさらに乾燥させていきます。
ちなみに雨が降りそうな場合は、畑での乾燥を早めに切り上げ、軒先で吊るして乾燥させるようにした方が良いかもしれません。
そして収穫の楽しみといえば、とれたての味を楽しめること…!
乾燥はあくまでも保存できるようにするためなので、収穫後すぐに食べても問題ありません。
試しに食べてみたところ…
思っていた以上に甘味があり、十分美味しい物が出来たと思いました(^^♪
タマネギ栽培はこれにて終了することになりますが、長期間タマネギを楽しむための作業はもう少し続きます。
今年はしっかりと保存できるように、天気などに気を付けながら乾燥させていきたいと思います。