冬から春、そして初夏にかけて栽培を行う野菜の1つが「タマネギ」です。
タマネギと言えば、カレーやシチュー、みそ汁に炒め物などなど…様々な料理で使用する場面がある優秀な野菜の1つだと思います。また、程よく熱を通したタマネギはとても甘くなるため、脇役にも主役にもなれる野菜でしょう!
保存性も高いため、家庭菜園などでも取り組まれることが多い野菜です。
また、農家が行う家庭菜園でも、盛んにつくられていますね(^^)/
おかのや農園の家庭菜園でも、今年もタマネギを栽培していきます。
冬から春・初夏にかけて育てる代表的な野菜なので、その様子などを投稿していきたいと思います。
苗を購入して育てる
タマネギを育てる方法は主に2つ。
タマネギを「種を購入し苗から育てる方法」
もう1つは、「苗を購入して育てる方法」になります。
種から育てるのは、収穫までの全ての工程を自分で出来るため面白いのですが、なかなか難しいです。種を蒔く時期や水やりなどを間違えると、良いタマネギ苗に育ってくれません。
コストも手間も技術も必要になるため、種からの栽培はそれなりの覚悟が必要です。
逆に苗から育てる方法は、種から苗を育てる工程が済んでいるため、初心者でも取り組みやすい方法となります。苗は50本・100本当という単位で販売されているため、いくつかの品種を育てることも簡単です(^^)/
ただし、順調にタマネギが育つには良い苗を植える必要があります。
良い苗を販売している店舗を見つけ、良い苗を購入することが、タマネギ栽培成功への第一歩となります。
昨年は種からの栽培にも挑戦し、収穫することも出来ましたが、育てた品種は1品種のみ…。
また、苗の大きさがバラバラだったため、その後の生長にもバラツキが発生。さらに雨が多かったこともあり、病気を蔓延させてしまいました(>_<)
今回は、キレイで大きなタマネギを作るために集中したいことと、手軽に何品種か育ててみようと思いから、苗からの栽培に挑戦をします(^^♪
畑の準備
苗を植える前に必要なのは畑の準備。
今年は、ぼかし肥料と堆肥を入れて、今まで以上に入念に土づくりを行いました。
堆肥はたっぷりと…。
ぼかし肥料は、肥料の袋の表記に従って、適量を使用します。
肥料は多すぎると、タマネギの生長に悪影響を及ぼしますし、少なすぎると元気に育ちません。
現在ではタマネギ専用の肥料も多く販売されているため、農業店に相談するのが一番いいですね(^^)/
肥料や苗のことだけでなく、育て方に関しても相談に乗ってくれるお店・しっかりと説明をしてくれるお店で購入するのがおススメです!
土に適量の肥料を撒いた後は、土と肥料・堆肥をしっかりと混ぜます。
混ぜる前
混ぜた後
肥料を混ぜずに植え付けを行うと、肥料成分が濃い場所と薄い場所が出来てしまいます。
特に濃い場所へ伸びた根っこはダメージを受けてしまうため、肥料やたい肥を撒いた後はしっかりと混ぜるのが基本です。
ここまでで、最低限の植え付け前の畑の準備は終了!
もし、マルチなどを敷いて栽培をする場合は、この時に畝を立てマルチを敷きます。
タマネギ栽培用のマルチシートがあるのですが、それはすでに直径5センチほどの穴が等間隔に開けられています。植え付け位置の目安にもなるため、面白い資材です。
ただ今回はマルチは使用せずに、栽培を行っていきます。
今回の内容はここまで…。
次回、タマネギ苗の具体的な植え付けについて投稿していきます。