日々お茶暮らし

川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

箱わなの購入を決断

おはようございます。

今朝の冷え込みは今シーズン一番。氷点下となりました。風が止んだため霜もしっかりと降りてますね。

 

茶畑も霜で白くなっているので、冬の景色を楽しめるようになりつつあります(^^)/

 

そんな冬の始まりのこの頃、とある決断をすることにしました。

 

箱わな購入!

この度、大型獣用の箱わなを購入することを決めました。

箱わなは罠なので動物を捕獲するために使用する道具になります。最終的には命を頂くことになります。

 

ここ数年、狩猟や鳥獣被害防止などに関しての取り組みがニュースになることも多く、捕獲することに関して様々な意見があることも承知しています。

ただ、簡単にこのような決断をしている訳ではありません。

 

まず茶畑周辺はなるべく明るくし、体を隠せるような場所をなるべく減らすようにしています。

そのうえで茶畑(地区全体の)を囲むように柵を設置しています。また個別に動物除けの対策はしていますね。

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写真左側のフェンスが近年設置した動物除けの柵です。

地区の茶畑をほぼ全て囲うように張り巡らせています。

 

そのため、一時期よりはイノシシなどの被害が減ったようです。

しかし被害を完全になくすことは出来ません。

 

特に近年はニホンジカが増加。ほぼ目にすることがない動物でしたが、今では頻繁に見ることが出来る動物の一種になるほどです。

柵にも慣れてきているのか、上を飛び越えて入ってきているような痕跡も見られます。

 

イノシシの生息頭数も増えているのか、特に2年ほど前はひどい被害が出てしまいました。

昨年に関しては豚熱(豚コレラ)の影響なのかイノシシの被害は減りましたが、今では元通りの状態です。

 

箱わなを選択する理由

茶畑に入ってくるような個体を狙って捕獲をしたいところ…。

しかし、茶畑にくくり罠は設置できません。くくり罠はワイヤーを結び付ける木が必要になりますし、罠周辺はクレーターが出来たように荒れてしまいます。

 

そこで、大型獣用の箱わなを購入することを決断しました。

 

今回は両側に扉が付いている組み立て可能なタイプの物。少々値段が高く10万円ほどします。

 

なかなか決断できませんでしたが、今年はすでに被害が多発しているため覚悟を決めた次第です。

 

今回の箱わな導入は最後の手段。

決して気持ちが良いものではありませんが、茶畑を荒らされお茶の木が傷付けられるのを見るのも辛いものです。

 

割り切れれば楽なのかもしれませんが…。