こんばんは。
今日も川根町上河内地区では曇りがちな空模様となりました。ただ、雨が降り出したのは夕方からだったので、日中は外作業を行うことが出来ましたね。
そして今日の作業により無事裾刈り作業を終える事が出来ました(^^)/
裾部分の枝葉があまり伸びていない一部の畑では作業を見送ることにしましたが、3日間必要となりましたね。午後からは他の用事があったり、暑さでばててしまったこともあり、もう少し時間は短縮できたかと思います。
最高気温はそこまで高くは無いのですが、蒸し暑さとカッパをはいての作業となり、猛暑日の作業よりも体感的には暑さを感じる日々となりました。こまめな水分補給が重要だとつくづく実感した日もありましたね(^^;)
本来であれば梅雨明けするかどうかの時期。雨が多いのが当たり前の時期なので、この点に関しては仕方ないですね。6月末頃に速報値として発表があった梅雨明けも、秋には見直しとなるのではないかと思っています。
裾刈り終了
本日で無事に終了した裾刈り作業。この頃の雨続きにより、一部畑では「もち病」が発生していました。
もち病は新しい葉っぱや茎に発生する病気で、多湿な環境を好む特徴があります。裾刈りで刈り落とす裾部分は、風通しが悪く特に発生しやすい環境と言えるでしょう。
そのため多少発生してしまうのは仕方ないですが、これが三番茶芽の伝染源になってしまうと影響が大きくなってしまいます。
枝葉を刈り落とすのは防除作業の1つ。すでに病気が発生していたり、発生しやすい部分を除去することで病気を防いだりします。また、ダニなどの一部の害虫は裾部分に生息しやすい特徴もあるため害虫対策にもなりますね。
専門的な言葉だと耕種的防除といいます。
完全に病気を防ぐことは出来ませんし天候の影響を大きく受けるため、他の要因にも注意する必要があるでしょう。しかし、これで多少は病気の発生を抑える事が出来れば良いなと思っています。
今年は早い梅雨明けの発表で病気の心配をそれほどしなくて良いと思っていました。
しかし、7月になってからは再び曇りや雨の日が続き、病気が発生しやすい条件となっています。
今後は本格的に三番茶芽が生育する時期になるため、こまめにお茶の木の観察を行い適切な手入れをしていきたいと思います。