日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

雨上がりと久しぶりの日差し

おはようございます。

今日は8月15日。8月も折り返しとなってること、時間の流れの速さに少し慄いています。

 

そして先日の台風による影響ですが、上河内地区では道路に少し枯れ枝や落石が発生した程度であり影響と言えるようなレベルではありませんでした。山に囲まれているため、風もそれほど強くならなかった事などが良かったのかもしれません。

台風の進路から考えると静岡県内であれば伊豆や静岡の沿岸に近い方が影響を受けてしまったのだと思います。ちょっとした進路のズレや台風がより強い状態で来ていれば、さらに大きな影響が出ていた可能性もあるので決して油断は出来ませんね。

 

台風シーズンはこれから本格化するので、今後も大きな影響が出ない事を願うのみです。

 

たっぷりの日差し

昨日は台風一過の青空…とはなりませんでしたが、ここ最近の天候で考えればしっかりと日差しが届きました。少し雲が目立ち蒸し暑さがありましたが、洗濯物や布団もしっかり干すことが出来たので有難かったです(^^)/

 

お茶の木にとっても有難い天候であったと思います。

最近は曇や雨続きであり、お茶の葉は常に濡れているような状態でした。葉っぱが濡れていると病原菌が飛散・侵入(感染)そして発病しやすくなってしまうため、厄介な天候になります。

強い雨であれば病原菌も一緒に流れてしまうため、そこまで影響は無いでしょう。また雨が降ったとしてもすぐに乾けばそれほど問題はありません。

 

厄介なのは弱い雨や雨が降ったり止んだりであり、長時間葉っぱが濡れているような状態なのです。

 

お盆になる前の1週間ほどはこのような状態だったので

病気が多発するのではないか…

しっかりと晴れて欲しい…

そんな思いになっていました。

特に更新園や幼木園は三番茶芽が伸び始めている最中であるため注意が必要です。伸び始めの時が最も病気に侵されやすいため、芽が伸び始めの時にどのような天候になるのかが病気の発生に大きく影響します。

 

ただ、雨が降らなければダニなどの小さな害虫が多発する可能性が高まったり、水分不足で芽が伸びにくくなったりするので、雨が少なければ良いと言う訳でもありません。少雨でも多雨でも極端な方へ振れてしまうと厄介なのです。

 

雨はしっかりと降ってくれたので、今後は晴れの日が少し増えて欲しいものです。