日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

台風とその後の天気を考慮し裾刈り開始

こんばんは。

台風14号が九州に接近。まだ遠く離れた静岡県でも影響が出始めています。今回の台風は動きがとてもゆっくりなように感じますし、台風自体も強いため大きな影響が出そうで怖いですね。

 

雨風が強い時は外に出る事がそもそも出来ませんし、夜であれば被害の把握なども難しいでしょう。明日、そして明後日にかけて日本の各地に影響を及ぼしそうな台風ですが大きな被害が出ない事を願うのみです。

 

ちなみに当地区では朝から雨が降ったり止んだりの状態となっています。雨が降ったとしてもそこまで強くは無いですね。ただ、明後日の火曜日にかけて影響が続きそうなので決して油断はしないようにしたいと思ます。

 

裾刈り開始

金曜日の早いうちに草刈り作業は無事に終了。その後すぐに裾刈り作業を開始しました。

 

裾刈り作業はお茶の木と木の間、畝間部分に伸びた枝葉を刈り落とし作業を行いやすくする作業になります。ちなみに裾部分の葉っぱはダニなどの小さな虫が越冬場所とする事もあるため、裾刈り作業は防除としての効果もありますね!地味ですが様々な効果があり欠かせない作業です(^^)/

草刈り機そして草刈り鎌から裾刈り機に持ち替えです。

 

ちなみに裾刈り作業はもともと19日辺りから始める予定でいました。しかしながら、台風の接近そして通過後の天気もハッキリしていなかったことを考慮し、少し早めに行う事にしたのです。

雨が止んでいれば作業は行えますが、雨が降っているなかで作業するのは控えたいところ。作業が遅れる可能性が高かったため少し早めに始める決断をしました。

今年は二番茶後の裾刈り作業を少し遅い時期に実施。枝もしっかりと落としたため、秋の裾刈りを行う時点でもやや余裕があるような畝間に感じます。しかしながら、このまま秋本番そして冬を迎える事は出来ません。

 

また少し余裕がある状態に見えても裾刈り作業をするとずいぶん違った雰囲気となりますね。

作業後の様子がこちらなのですが、上の写真と比べるとずいぶんスッキリしたように見えます。

 

土曜日も半日ほど作業を行い、あとは丸1日作業を行うことが出来れば裾刈り作業を終えられる段階まで来ています。秋のナラシ作業開始までに余裕をもって作業を進める事が出来そうです。