日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

裾刈りをするための機械『裾刈り機』

台風の接近による影響なのか1日を通して曇り空、そして東寄りの風の冷たい風が吹く1日となりました。

 

ただ雨は降らなかったので、午前中からお昼過ぎにかけて裾刈り作業を行うことにしました(^^;)

 

もし雨が降っていれば外作業は完全に止めるつもりでいたのですが、今日はほとんど雨が降らない状態…。

今後の天気もはっきりしない事から、少しでも作業を進めるために裾刈り作業を行うことにしました。

 

その甲斐もあってか、裾刈り作業は8割ほどの畑で終えることが出来た所です(^^)/

あと1日作業を行うことが出来れば、今年の裾刈り作業が無事に終了しますね…。

 

金曜日は天気が崩れそうな予報。

そして明日は天気がもってくれそうなので、明日中に裾刈り作業を完了させされるようにしていきたいと思います!

 

 

裾刈り機

裾刈り作業では専用に作られた機械を使用します。

※カタログを見ると正式には『裾落し機』と言う名前になっていますが「裾刈り」と言う方が多いので『裾刈り機』と書かせて頂きます。

 

お茶の樹の管理で枝葉をカットする目的で使用する機械は、基本的にエンジンとバリカン(刃)で構成されています。

裾刈り機も基本的には同じですね。

 

ただし、摘採機(収穫するための機械)やナラシ機・中切り機などはカットした枝葉を風で飛ばす構造となっていますが裾刈り機にはありません。

 

裾刈り作業では、刈った枝葉は自然と落ちるため風で飛ばす必要はありませんね…。

 

またほかの機械と大きく違う点はタイヤが付いていることになるでしょうか…。

 

裾は地面に対して垂直方向に枝葉をカットします。

また太い枝もカットするため刃は頑丈に…。構造も複雑になっているためか、使用する機械の中でも重い部類になります(^^;)

 

タイヤがあるため作業も行いやすいですし畝間もキレイに刈ることが出来るのです。

 

そして最大の特徴は刃の角度を変えられる事になりますね!

ハの字型の角度にすれば刈り落とす部分が増えて広い畝間になります。対して垂直に近い角度にすれば刈り落とす量が少なくなるため畝間は狭くなりますね。

 

刃の角度を変えることが出来るので、畝間の広さを調節することが出来るのです。

現在使用している機械は落合刃物工業さんの自走式の裾刈り機です!

刃が2つ付いているタイプの機械でタイヤも自動で回ってくれます。

 

同じタイプで最新の物は25万円(新品)ほど。

重さは20㎏程度のようです。

 

現在使用している物は少し前のタイプの物になるため、重さは20㎏を軽く超えるでしょう…。

 

一番茶の収穫後、二番茶の収穫後、そして秋のナラシ前…と意外と使用することが多い機械です。

一時期エンジンがかかりにくくなってしまいましたが、修理をしてもらったので今後もバリバリ使用していけます(^^♪

 

 

往復刈り

今回行っている裾刈り作業は、一番茶(新茶)の収穫にも影響します。

 

例えば枝が飛び出た状態になってしまうと、収穫した生葉が入る袋が引っ掛かったりすることがありますね(^^;)

時間のロスにもなりますし、場合によっては袋が破けてしまう事もあるのです…。

 

そこで秋の裾刈りでは同じ畝間を往復するように作業を進めています。

 

1回目で大半の枝葉はカット出来てしまうのですが僅かに刈り残しが出来てしまったり、刈った面があまりキレイではないですね…。

そこでもう一度同じ部分を裾刈りすることで、刈った面をキレイに整えるようにしているのです!

 

ちなみに一番茶後の裾刈りも往復刈りますが、二番茶後の裾刈りは1回(片道)のみです。

 

 

裾刈り機などお茶の樹の管理に必要な機械は非常に専門的です。

作業を行うたびに、そんな機械を造ってくれるメーカーさんに感謝の想いを抱きます。