8月下旬に種を蒔き約1か月が経過した蕎麦。蕎麦はやせ地でも育ちますし、種まきから短期間で収穫する事が可能な優秀な作物です。
時期的に台風の影響を受けやすく倒れてしまう事も多いのですが、倒れたとしてもしっかりと育ってくれますね。花も可愛らしく、蜜や花粉を集める昆虫にとっては重要な供給源となってくれる一面もあります!
当地区は山間部であり、水の確保は出来ても田んぼを作れるような土地は少ないです。傾斜や日当たり的に厳しいのもありますし、やや石っぽい土なので水が抜けないように畑を準備するのも難しいポイントとなります。
ちなみに昔は僅かに田んぼもあったようですが、豪雨による災害で田んぼが消失。今では河原となったり茶畑になったりしています。
そのため蕎麦や麦など丘で出来る穀物あるいはイモなどを栽培する事が多かったようです。これらの作物であれば田んぼのように水を確保する必要がありませんし、我々が生活する上でのエネルギーもしっかりと取ることが可能となりますね。
その中でも蕎麦は栽培期間が短く、痩せた肥料分が少ない土であっても育つため、重宝された作物では無いかと思っています(^^)/
今年は数年ぶりに蕎麦を栽培中。
ただ食べるために育てているのではなく、種の更新と確保を目的としています。この時期は家庭菜園の空いている区画が多い時期ですし、越冬させる野菜の植え付け前に収穫を済ませられるため、来年はもう少し面積を増やして蕎麦を育てたいと思っています。