日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

雪と霜で白い茶畑に

こんばんは。

今回の寒気流入により、ここ数日間冷え込みが厳しくなっています。最低気温は手元の温度計で-4℃。軒先での測定なので、実際はもう少し低くなっていると思います。

 

そして昨日は1年に一回あるかないかの南岸低気圧による雪が降りました。住宅がある部分では積もる事がありませんでしたが、標高の高い場所では薄っすらと積もりましたね。

また融けた雪の影響により橋の上や水溜まり、日陰の部分を中心に前回以上に路面が凍結。今シーズン初の塩カルの出番でした。

写真は車のフロントガラスなのですが、昨日の雪で濡れている状態で冷え込んだのでカチカチの状態です。本日はこの車を運転する事は無かったのですが、デフロスターで溶かすのにどれくらいの時間が必要になるのかなと思ってしまいました。

 

そして気になる茶畑は、霜と雪により白色に!

昨日茶畑の様子を見に行った時は茶樹上への積雪はほどんど確認できなかったのですが、その後僅かに積もったようですね。また霜もきついのが降りているため、白く見えるのは雪だけでなく霜の影響もあるでしょう。

茶畑らしさが一切ない色合いとなっています。

 

なお、この状態は長くは続きませんでした。

日中もそこそこ気温が低かったのですがしっかりと日差しが届いたため、日が当たった部分から溶け始め9時を過ぎた頃には大部分で普段の茶畑に戻りましたね。

白い茶畑も雰囲気があって好きなのですが、雪が積もりすぎれば枝が折れる可能性が高まりますし、葉を痛めたり病気発生の要因になることもあるので要注意です。

 

今回の雪は南岸低気圧によるもの。

私の短い個人的な印象になりますが、南岸低気圧による雪は日中に降ることが多いような気がします。そのため降っても融けるスピードが早かったりするのですが、夜に降った場合はそこそこ積もりそうですね。