日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

測量実施

こんばんは。

昨日までと比べると最低気温も最高気温も若干高くなりましたが、まだまだ寒さが堪える川根町上河内地区です。先日の雪も場所によってはまだ残ったまま。シカの足跡が残っていたので、昨日か一昨日の夜に歩いたのでしょうね。

日中の最高気温から考えると融けてもおかしくはないと思うのですが、日陰である事や地面も冷えている事でなかなか融けないのだと思います。

このように標高の高い場所や日陰などではまだ雪が残っていたり、路面が凍結している可能性があるため、温暖な静岡県と言えど山間部にお出かけの際は十分に注意していただきたいと思います。

 

光波測量機で測量を実施

今日は茶畑の測量を行いました。目的は防霜ファンの電気代を適切に割るためです。

昨年の夏でお茶づくりを止めた方がいるのですが、その畑を他の二軒の方が管理するようになりました。今までは一軒で管理していたので問題なかったのですが、それを二軒で分ける形となったため面積を割り出す必要があるのです。

 

と言うのも防霜ファンの電気代は面積に応じて負担する分が決まるので、畑の面積が分からなければ適切に割ることが出来ません。適当な数値では不公平が生まれる可能性も高いですしね。

なお我が家が管理している畑は、全て光波測量機を利用して測量してあります。

畑の区画をしっかりと把握することで、肥料をまく量を適切に調節することが出来ています。また面積当たりの収穫量を把握することも出来るので、畑ごとのお茶の木の状態を記録するのにも役立つかなと思います。

 

なお使用している光波測量機は父が借りてきた物。建設会社に勤めているため、有難いことに道具を貸してもらう時があるのです。さすがに個人が購入できるような値段ではありませんしレンタルするとしても値が張ります。

 

今ではGPSを利用して測量する事も出来ますし、電波が入る場所ではスマホで面積の測定する事も可能なので畑を把握する手段が増えていますね。

※今後ゆとりがある日にスマホで測量をして違いがあるかどうかを確認したいと思います。