日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

きつい霜で真っ白に 冬ならではの茶畑

こんばんは。

今朝の最低気温は手元の温度計で-1℃、最高気温は9℃となりました。風は弱かったものの雲が多く日差しが遮られることが多かったので、じっとしていると寒さを感じましたね。

 

風が強いか弱いかでかなり体感が変わってきますし、服装を調節しやすいこともあり外作業をする上では風は穏やかな方が有難いですね。

 

そんな本日はきつい霜が降りました。

気温がそこまで低下したわけではありませんが、夜間風が穏やかだったり湿度が高かったりした事が影響しているのか茶畑は真っ白になりましたね。

一見すると雪化粧しているようにも見えなく無いですが、これは確実に霜によるものです。アップで見ると結晶が存在感を放っておりました!

少し振り返ってみると今シーズンは霜が降りる日が少なく、真っ白になる日はほとんど無いですね。

繰り返しになってしまいますが、それだけ今シーズンは暖かい傾向にあるのだと霜の降り方から感じます。特に朝晩の冷え込み、最低気温が高い傾向にあるのではないでしょうか。

2月になれば暦の上では春の到来です。

ただ、だからと言って急に季節が変わるようなことは無くもう少し霜が降りるような期間が続きます。

 

今シーズンはあと何回、真っ白な茶畑を見ることが出来るのか…。春の到来が待ち遠しい一方で、畑と季節が合わさることで見ることが出来るこの景色の季節が終わっていく事にも少しの寂しさを感じます。