日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

野イモ(自然薯)のつるを取りながら…

再び夏日越えの気温となった本日。前回真夏日となった時と比べると少し暑さに慣れてきたかな…と思いましたが、日差しに関しては結構強く感じましたね。

快晴ではなく雲が日差しを遮るときもありましたが、今日だけでそこそこ日焼けしたように思います。暑さだけでなく日差しへの対策もする必要のある季節ですね。

 

なお明日は一日雨予報となっています。

二番茶の生育を後押ししてくれる良いお湿りになってくれるのではないかと思っています。雨の降り方だけで二番茶の生育や病害虫の傾向が変わってくるため、毎年この時期の雨の降り方は注視しています。

 

野イモのつるを取りながら

先週から始めたナラシ作業。

今年も順調に進めることができ、あと1日半ほど作業を行えば終わらせる段階にまでなりました。

収穫作業よりも時間がかかるため、すべての畑で作業を終えるためにはそこそこの期間が必要になります。

 

またこの時期には野イモのつるが出始める時期であるためそれを取る必要もありますね。

野イモのつるは根っこ(イモ)ごと取らないと再度伸びてきてしまいます。

しかしながら、夏以降になると根がしっかりと張るため取りにくくなりますね。また秋になるとむかごができ株を増やしてしまうのでその点にも注意が必要です。

 

そこで、つるが伸び始める今このタイミングで丁寧に取り除くことを重視しています。

地下部にイモはできていますが根が伸び始めている状態であるため、意外と取りやすい時期になるのです。しっかりとイモから取り除くには最適な時期であるといえます。

今年取ったイモの一部、程よく膨らんだものは持ち帰り菜園用の畑に植えています。

 

食材となる作物ではありますが、そのままにしておくとお茶の収穫時に混入するリスクが高まりますし機械に絡まってトラブルを引き起こすこともあります。

そのため丁寧に取り除くように心がけているのです。

 

ナラシ作業が終われば草取りや野イモのつる取り、遅れ芽やナラシの取りに刈り損ねた葉っぱを取り除きながら二番茶の生育を待つことになります。