日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

二番茶の生長状況

こんばんは。

今日は久しぶりに降らなかった一日となりました。ただ、梅雨時期らしく雲が目立つ空模様。湿度も高く、蒸し暑さが少し堪える天候でした。

 

梅雨時期なので雲が広がったり雨が降る日が続くのは仕方がありませんが、梅雨の晴れ間がほぼないと言ってよい状態なので、一日せめて半日くらいはしっかりと晴れる日がやって来てほしいものですね。

 

二番茶の生育状況

今日も遅れ芽の除去と野イモのつる取りを行いました。あとは、すべての畑を見回り生育状況の確認もしましたね。

今年は芽の生育がゆっくりであり、平年よりも時間がかかっている印象があります。上の写真は一番茶を早めに収穫した畑であり、二番茶の芽も育っている方の畑になります。

 

収穫をするには少し小さいですし、葉の色も薄いことからもう少し充実させたいですね。14日の収穫開始までにはもう少し良い芽になってくれることを願っています。

 

なお生育が早い畑ではこのような状況なのですが、半分以上の畑はまだまだ芽が小さいです。下の写真がそうなのですが、一目瞭然で畑の状態が違っています。

こちらの畑はまだまだ収穫が行えるような状態ではありませんね。

古い葉っぱがしっかりと見えている状態なので、二番茶の芽で隠れて見えなくなる程度までは育ってきてくれないと収穫適期にはなりません。

 

4~5日に一枚葉が開くとされているので一週間経てば畑の様子が変わっていくだろうとは思いますが、正直現段階でいつ収穫ができるか予想するのは難しいです。

 

いつも二番茶は芽が育ってくるのを待って収穫・製造を行いますが、今年はよりその傾向が強くなるかと思います。

今年の二番茶の進め方のテーマは「焦らない」が適していそうですね。