日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

「おおいわせ」「やぶきた」「おくひかり」の二番茶芽

本日6月15日も朝からお昼頃を中心に雨となりました。もちろん、二番茶の開始も延期です。天候次第なのでこの点は仕方ないですね。

 

ただ、明日は曇や晴れの予報となっているため、二番茶の収穫が開始できるのではないかと思います。気温が上がり熱中症への注意も呼びかけられているので、今夜はしっかりと寝て明日からの二番茶に備えます!

 

3品種のお茶の芽

今日は雨という事で畑の見回りを行い、その後は録画した番組などを見て過ごしました。

 

多少は大きくなるだろうと予測していましたが、思っていた以上に気温が低いため芽の変化としてはそれほどありません。明日以降は気温が上がる予報となっているため、今後生長が早まるのではないかと思います。

こちらは現在主に育てているやぶきたの状態。生育段階は中間な畑です。これよりも芽が大きくなっている畑もありますが、大体は同じかこれよりも小さいです。

 

この畑も収穫するには芽が小さいと言えます。葉の枚数は増えてきているのですが、芽の長さが短く葉も開ききっていないですね。

下の濃い緑色の葉っぱ(一番茶の時に刈り残した物)が見えなくなるくらいの大きさにはなって欲しいです。

 

続いては一番茶シーズン初日に収穫したおおいわせの状態。

芽が伸び始める時期は早かったのですが、そこまでは生育段階が進んでいません。

 

とは言え、やぶきたの芽と比べると大きいですね。濃い緑色の葉も見えない状態なので収穫適期と言えるでしょう!

ちなみに二番茶は一番茶以上に若い状態で収穫をするようにします。

 

そして一番茶シーズン最終日に収穫したおくひかりです。

一番茶収穫から最も日数が経過していない畑になるのですが、芽の生育としてはそこそこ進んでいます。

 

品種の特性として芽重型(芽数は少なく1つの芽が大きくなる)の傾向があること。そして色が濃くツヤツヤしているため、まだ小さい状態ですが力強く育ってきているような印象を受けます。

 

気温が上がり日数が経過すればかなり良い芽に育ってくれそうです。

 

明日から始まるであろう二番茶。

芽の生育を待ちながら、収穫に適した状態となった畑を少しずつ収穫していきます。