日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

二番茶芽の生育の差

こんばんは。

本日の川根町上河内地区は一日を通して曇り空となり、時々雨がパラつく天候となりました。夕方くらいからは雨が降る予報が出ていたので降るだろうとは思っていましたが、朝方にも少し雨がパラつくこともあり降り出しが思ったよりも早かったなと思いました。

 

最近は雲が広がるものの雨が降るような日は無かったので、今回の雨はお茶の芽の生育を後押しするものになるでしょう。今後は晴れて気温が上がりそうな予報も出ているので、生育条件が良ければグングン芽が育っていくのではないかと思っています。

 

ただ、今年は芽の生育差が大きいのが特徴です。一番茶の収穫を早く行った「おおいわせ」の畑では下の写真の状態ですが(先日投稿時の写真)

一番茶シーズン終盤に収穫を行った畑ではこれから芽の萌芽が始まるような状態です。

※写真は昨日撮影した物です。

 

品種の違いも多少影響していると思いますが、基本的に二番茶は一番茶の収穫が起点となり生長が始まるので、一番茶収穫の時期の違いがこれだけの生育の差を生み出していると言えます。

二枚目の写真のお茶の芽が一枚目の写真の状態になるまでには少なくとも10日程度は必要であるため、その分二番茶の期間も長くなるでしょう。平年だと1週間適度で二番茶シーズンは終わってしまいますが、今年は生育の差が大きいことも影響しやや長めの二番茶シーズンとなるのではないかと思っています。