日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

残暑厳しい中での裾刈り作業

こんばんは。

今日は猛暑日一歩手前の数字まで気温が上がりました。この時期にこれほどの暑さになることは珍しい事になるでしょう。また、ただ気温が高い日があっただけでなく、安定して気温が高い日が続いていることも今後植物・作物の生育に影響を及ぼしそうで少し心配になりますね。

平年であれば最高気温は高くとも30℃前後となりますし最低気温は20℃を下回るような日が出てくるのですが、今年は安定して30℃を超える最高気温となり最低気温はまだ20℃を下回っていません。本当に残暑厳しくて大変な日々となっています。

 

そんな残暑厳しい中、本日は裾刈り作業を行いました。

前回は谷底にある一区画の茶畑のみ行いましたが、本日からは普段のブログで写真を投稿している山の斜面にある畑で裾刈りを行っていきます。

ただ平年と比べると裾刈りを行うにはやや早いため、裾刈りをしたあと再び芽が伸びてくることがやや心配になります。少しでも芽が再度伸びてくることを避けるために前回は気温が低めとなる谷底にある茶畑でのみ裾刈りを実施しましたが、今回は一番茶後に深刈りを行った畑を中心に裾刈りを行いました。

※深刈りをした畑では芽の数、葉の量が少なめであり、枝を刈ったあと芽が再び伸び始めるまでに少し時間が必要となるためこの判断をしました。

裾部分の枝葉を刈り落とすだけで茶畑の雰囲気もだいぶ変わってきます。見た目のために行っている作業では無いのですが、それでもきれいに刈ることが出来ると嬉しくなりますね。

 

なお、明日と明後日はほかの用事があるため茶畑での作業はほぼ行えないと思っています。次にしっかりと作業を行えるのは土曜日からなのですが、少し前までは雨が続きそうな予報が出ており作業が遅れるのではないかと少し心配していたところ、現時点では外作業が行えそうな予報に変わったので有難いです。

もちろん今後も予報が変わる可能性がありますが、2~3日ほど外作業が行えれば作業を終えることが出来ると思うので、そのような天候になることを期待したいと思います。