日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

二番茶開始まであと少し

こんばんは。

今日はもっと日差しが届くかと思いましたが一日を通して雲が目立つ空模様であり、午後からは今にも雨が降り出しそうな状態にもなりました。ただ、雨粒が少し落ちてきた程度であり雨が降り出すまでにはなりませんでしたね。

 

最近はこのような天候が続いており、また気温に関しても最低気温・最高気温共に同じような日が続いているのもここ最近の特徴かと思います。いつ梅雨入りするのかなと思いつつ空を見上げることが多いこの頃です。

 

伸びる二番茶の芽

現在は二番茶の芽を病気などから防ぐための防除作業を進めています。二番茶前に行う大きな作業の最後の一つになりますね。防除作業終了後も草取りや遅れ芽の摘み取りなどを行いますが機械や道具が必須となる作業ではないため、大きな作業に限って言えばこの防除作業が二番茶前最後の大仕事になるかと思います。

二番茶の芽も大半の畑で萌芽状態となり少しずつ育ってきていますね。

ただ、一番茶を遅く収穫した畑ではこれから萌芽を向かるような状態の所もあり、今年は差が大きいように思います。これは一番茶期間がここ数年間で比較すると長かったことが影響しているでしょう。

二番茶は一番茶の収穫が起点となり生育が始まり、一番茶収穫から45~50日ほど経過すると二番茶の収穫時期になると言われています。そのため少なく見積もっても10日程度の生育の差はあり、これだけの差があると葉っぱ二枚ほど見た目が違ってくるのです(4~5日で葉っぱが一枚開くとされています)

 

一枚目の写真は早生品種「おおいわせ」の畑の様子です。

一番茶を初日に収穫したため、二番茶の生育開始も早くグングン育ってきています!

上の写真だと左側が「おおいわせ」右側が「やぶきた」となります。

一番茶の収穫は1週間程度差があり、それが二番茶の生育にも影響。品種の違いもあるにはあるのですが、これだけの違いが生まれているのです。

 

二番茶の芽も大きくなってきていることから、二番茶シーズンの到来も確実に近付いてきています。まだ現段階では何日から始めるか決めることは出来ませんが、来週末くらいが一つの目安とはなるかと思います。あと少しで二番茶シーズンが始まるた、準備はしっかり整えていきたいです。