こんばんは。
今日の日中は日差しが出たり曇ったり…そして夕方からは雨が軽く降り始め地面を濡らしています。蒸し暑さがかなりあり、体感的には梅雨時期らしさを感じました。
風があれば幾分過ごしやすくなるのですが今日に関しては風も弱かったため、体感的にはかなり暑かったですね。熱中症などに注意しつつ外作業を進めることを心掛けたいと思いました。
深刈り作業終了
最近進めていた深刈り作業。本日無事に終了する出来ました。
葉っぱがある部分はカサが大きいため早い時期に刈り落としを行い枯れて小さくなるのを待ち、多少歩きやすくなったりナラシ作業などほかの作業が終了してからチャノキの形を整える第二段階目以降の深刈り作業の実施です。
太い枝を刈ることもあるため機械のエンジンはやや大きく刈り刃も頑丈に作られているためなかなか重いです。そして機械をチャノキに押し付けるようなイメージで枝を刈っていくため、力を入れて持つ必要もあります。
これらのことから可搬型の機械(持って刈る機械)での深刈り・中切り作業は身体的な負担が大きく、個人的には一年間に行う管理作業の中で最もしんどいものだと思いますね。
かと言って、深刈りや中切り作業を行わないと年々チャノキの樹高が高くなり作業が行いにくくなったり、細い枝が込み合った状態になってしまう事から伸びてくる芽の品質低下や収量減に繋がります。大変な作業ではありますが、お茶づくりを進めていく上では重要なものであり定期的に行う必要があるのです。
今年は平年に比べると作業を行った面積が広いです。ただ刈り落としの位置を若干高くしたため作業自体は少し行いやすかったと思います。定期的に深刈り・中切りを行っている畑と以前台切りを行った畑での実施という太すぎる枝が少ない状態であったことも良かったですね。
負荷が大きい作業であり面積も多く行うという状況でしたが、覚悟していたほど大変では無かったかなと思っています(^^;)
防霜ファンの電柱回りなどは機械では刈れないため刈る前の状態と今の状態を比較しやすいです。高さ的には半分程度刈り落としたと思います。枝も上部の細めの部分はしっかりと落とせたと言えるでしょう。
なお深刈り作業を行った畑では二番茶の収穫は行いません。次の収穫は来年の一番茶になります。今後の管理を適切に行えれば来年の一番茶から良い芽を採ることが出来るでしょうが、深く刈り落としているため収穫量はどうしても減ってしまいます。
しかし、二年後三年後になると品質も良く収穫量も期待できるようになるため今後が楽しみです。