日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

面白そうな株の芽を挿し木

こんばんは。

今日は朝から曇り空、そして雨が降り出しました。今年の二番茶シーズン初の雨によるお休みになります。

 

今年は6月上旬ごろは雨が続いていましたが、二番茶が始まってからは朝から夕方まで収穫作業をすることができ、収穫期間に関しては天気に恵まれていますね。

ただ、芽が生育するときにもう少し晴れてくれれば有難かったです。

 

本日は雨ということで一日ゆっくりと過ごしました。

二番茶は長くてもあと2日程度だと思うので、しっかりと取り組んでいきたいと思います。

 

面白そうな芽を挿し木

こちらの畑は植え付けから半世紀近くの年数が経っています。その一角にちょっと変わった芽を出す株が混ざっています。

今までは違うやつがあるなぁ…程度で見ていましたが、二番茶を採ってしまう前になんとなく挿し木で株を増やしてみようという思いが湧いてきました。

落ちた種から伸びてきたのか、植え替えの前に植えられていた木が残っていたのかはわかりません。ただ株がそれなりの大きさになっているので、枝替わりではなく根元からしっかりと変わっている株だと思われます。

天候が悪い状況下でもしっかりと芽が伸びてきているのも、より興味をきっかけ持つことになった理由かもしれません(左側がやぶきた、右側が変わった株)

また摘んで香りをかいでみたところ、主に育てている「やぶきた」とは違った香りがしその特徴をより深く知りたくなったのもありますね。

 

硬化が始まっている段階であり芽の下部の方は挿し木に適している状態だったので、収穫してしまう前に4本ほど穂木として採取。その後、自宅で挿し木を行いました。

現在育てている他の木とも合わせて、どんな特徴があるのかしっかりと観察していきたいですね。