日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

硬化が進む三番茶芽

こんばんは。

今日は午前中を中心に強い雨が降ったり止んだりの天気となりました。川の水量、濁りから見ると昨日よりも今日の方が雨が降ったのではないかと思います。

昨日の時点では水量は増加していたものの濁りはありませんでした。しかし今朝の川は茶色い水が流れていましたね。水量も昨日と比べると若干多くなっていたので、未明にでも激しい雨が降ったのでしょう。

 

その後、茶畑や道路の見回りを行いましたが、特に被害が出ているような気配は見られませんでした。明日までは雨が降りやすい天気が予報されているのでもう少し注意する必要があると思いますが被害が出なかったことに安堵しています。

8月上旬の時点では乾燥傾向にあったため雨が降ってほしいと強く思っていましたが、最近は台風の影響により雨が降ったり止んだりでかなり蒸し暑く、カラッと晴れてほしいという思いが大きくなってきています。

 

硬化がどんどん進んでいます

現在の茶畑は三番茶芽が硬化している状態です。

雨が降っていたので見回り頻度が落ちていましたが、今日見たところかなり硬化が進んでいるように見られました。

 

生育が早い畑ではすでに濃い緑色へと変化し終わったくらいの状態でしたし、ほかの畑もたった数日ながら色合いが変わっていたことに驚いたほどです。

なお写真は雨が降る前に撮影したもの。この色合いは今ではもう見られず来年まで待つ必要がありますね。

天気が雨や曇りから晴れになったら、同じような構図で撮影をしようと思うので見比べれば色合いの変化が良くわかると思います。

 

すでに8月も半分を過ぎましたが、残り半分の期間で三番茶芽は完全に硬化し切るでしょう。そして芽の先端から次の芽「四番茶芽」が生長し始め、9月下旬ごろからの刈り落としおよびナラシ作業により来年の一番茶が育つ土台を完成させます。

今のところ芽の生育は申し分なしの状態で進んでいるので、このまま土台の完成までたどり着きたいですね。