日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

深刈り園では土台となる芽が生育開始

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は午前中を中心に雨が降ったり止んだりの空模様となりました。降る時はやや強めであり車の中や建物内へ入る必要があるほどの降り方でした。

 

しかしながら、午後からは日差しが届く時間帯も増え始めました!

雲が多めではありましたが、久しぶりのまとまった日差しになります。そして明日は一日を通して晴れそうなので、葉面散布を少しやってみようと思っています。

 

深刈り園の今

一番茶の収穫後、深刈り作業を行いチャノキの更新をした深刈り園。深刈り作業から1か月ほどすると芽の再生が始まり、先月の今頃に芽数を増やすための刈り落とし作業を行ったところです。

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上の記事が深刈り園の刈り落とし作業の時の内容です。

そして、その作業からまた1か月ほどが経過し、深刈り園では再び芽が育ち始めています!

現在伸びている芽が深刈り園では来年の一番茶が育つ土台部分となります。

 

9月末ごろの秋のナラシ作業までに成熟してもらう必要があるのですが、今年に関しては7月中旬ごろからの少雨の影響を受けてか若干生育が遅れ気味です。

まあ、多少生育が遅れても10月下旬ごろまでにナラシ作業を終えることが出来れば問題ないので多少の遅れは大丈夫。ただ秋の長雨の時期に葉の成熟が重なると病気が出やすくなる可能性はあるので注視しているところです。

先日の雨そして今回の台風による雨で水分は十分に供給されたと思うので、これからの生育に期待したいと思います。