日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

おもしろお茶の木 海苔塩ポテト感のある葉っぱに

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は午前中を中心に激しい雨となりました。激しい雨となったのはそれほど長い時間ではありませんでしたが、川の水が一気に濁り水量も増しました。急にまとまった雨が降ったので川の変化も大きかったのだと思います。

 

正直昨日の方が雨が降るかなと思っていましたが、雨量的には今日の方が多く少し意外な印象を持った一日となりました。

なお、今日は雨が激しく降ったこともあり最高気温は26℃止まり。このブログを書いている19時時点での気温は23℃でありかなり涼しいです。週間天気予報を見ると最低気温は確実に下がってきているので、特に夜は過ごしやすくなってくれるかなと期待しています。

 

海苔塩ポテト感

今日はおもしろいチャノキのお話。いくつかあるうちの葉が白く葉脈のみが緑色になる株になりますが、この時期の葉っぱにとある変化が見られました。

7月頃までは葉が白く葉脈のみが緑色の状態が続いていましたが、夏に伸びた芽の葉っぱがやや緑色に変化し始めたのです。ちなみに昨年は春に伸びた芽もこのように変化したのですが、今年に関しては白いままでした。

 

そのため、いつ変化するのだろうと思っていたのですがどうやら秋に変化するようですね。もちろん来年以降の生育も見ながら判断していく必要があると思いますが…。

ずっと葉が白いままではいつか枯れてしまうと思うので、とりあえず緑色に変化してくれそうで良かったです。

 

個人的には海苔塩のポテトチップス感のある見た目だと思っています!

なかなか面白いお茶の木なのでまずは枯らすことなく育てていきたいですね。そしていつか観賞用の株として販売も出来るようにしていきたいと思っています。

 

9月中旬時点で

9月13日加筆。

 

その後のこちらのチャノキですが、緑色になりつつあった葉っぱは少しだけ緑色が増したものの、完全に白い部分が無くなりはしませんでした。

色合いも葉っぱによって多少の違いがあり、若干葉脈の白さが残っていたり緑色ながらも薄かったりしている状態です。

 

ただ葉っぱがしっかりと残っているのは有難いですね。

初夏から夏に育った葉っぱは緑色になることなく枯れ落ちてしまいましたが、今回の葉っぱは今のところそのような気配はありません。

それどころか、また新しい芽を伸ばそうとし始めているところです。

 

この状態であれば少なくとも今年木が枯れてしまうようなことは無いと思います。枝の状態から挿し木をするのは難しいと思われますが、まずは木を大きく育てつつ特徴を把握できるように。そして挿し木をしこの特徴が引き継がれるかも確認し、いずれ観賞用の木としてご提供するのも面白そうだなと思っています。