こんばんは。
今日の川根町上河内地区は、再び最低気温が下がり手元の温度計で15℃となりました。昨日までは暑さが戻って来ていたため最低気温も20℃を上回っていましたが再び10℃台に戻り、寒い夜を迎えるようになりましたね。
週間天気予報を見ても今後は安定して涼しくなりそうですし、もう秋本番へと季節は進んだかなと思っています。
ただ、なかには最低気温が11℃となる予報が出ている日もあるため、結構寒く感じる日もありそうです。体調管理には気を付けて過ごしたいですね。
作業は残り少し
今日は一日ナラシ作業を実施。作業も順調に進み、残すところあと20a少々の面積となりました。所用時間的にも明日一日作業を行えれば十分に終えることが出来ます。
今シーズンのナラシ作業は半日所用があって作業が出来なかった日が3日あり、休養を半日取った日も1日あります。
そのため平年と比べるとナラシ作業を行った期間は長めとなっていますが、体への負担は少し楽になりましたし、作業自体も多少期間を長くした方が芽の生育に差が生まれるため逆に良かったりもするかなと思います。
今年は昨年よりも病気の発生が少なめであり全体的にチャノキの状態は良いです。
葉の層も適度に確保できているため、このままの状態を維持し来年の一番茶へと繋げていきたいですね。
マダニがヤバい
そんな今日は野生動物の痕跡が多かった区画で作業をしたのですが、とにかくマダニの数が多かったです。
休憩中に靴やズボンを見ると何頭ものマダニの姿を確認。
一度にここまでの頭数がいるのを見たのは今回が初めてです。気が付いた時は衝撃を受けましたね。
分かりやすく赤丸を付けるとこんな感じになります。
この丸の部分にはマダニがいますし、写真外の写っていない場所にも同じような密度でダニがいます。
ニホンジカなどの動物は体に多くのマダニを引き連れているためその影響があるのでしょう。
ちなみにイノシシの場合は泥浴びをするので多少はましなのですが、それでも多くのマダニを引き連れていますね。
今までも野生動物の痕跡が見られるような所で作業を行うとマダニと遭遇することが多かったのですが、今回ほどの頭数と遭遇することはありませんでした。
一度にここまで大量のマダニと遭遇するのは正直異常なことだと思います*1
幸いな事に今のところ噛まれてはいないと思われますが、どんな対策をしていてもここまで大量のマダニと遭遇すれば噛まれる可能性も高まりますし、噛まれることが多くなれば感染症などになる可能性も高まってしまいますね。
そのため出来る限りの対策を行い、噛まれる可能性を減らしていく必要があるのです。
秋はニホンジカの繁殖期でもあるため行動が活発になっていると思われます。
そのためマダニを広めやすくなっているとも言えるでしょうし、山間部へ出かける用事のある方は特に注意していただきたいと思います。
*1:+_+