こんばんは。
昨日は濃い霧が発生しましたが今日は霜の朝となりました。ここ最近は曇りや雨の日が続いていたため霜の朝を迎えるのは久しぶりの事となります。
今後の天気予報を見ると最低気温はそこそこ低くなるものの、日中に関しては気温が上がっていきそうな傾向が見られます。最低気温が低いままなので本格的な春の訪れはもう少し先の事となるでしょうが、確実に季節が進んでいることは実感しそうです。
春の肥料まき開始
昨日から春の肥料まきの1回目を開始しました。
複数回に分けて行う春の肥料まき。肥料分の供給という面もありますが、春と秋の肥料まきに関しては土づくり的な面も大きく長期的な効果を狙って実施しています。
(写真は昨日撮影)
また回数を分けるのも特徴の一つになるかと思います。
回数を分けることで土としっかり馴染ませ一度に大量に施すことで発生する悪影響を回避したり、肥料を施すことによる効果の向上を狙っています!
というのも、肥料を施したとしても土の微生物が本格的に活動を始めるような温度にならなければ肥料としての効果がなかなか現れません。チャノキの活動もまだ始まりませんしね。
ただし、回数を分けるという事はそれだけ作業量が増えるということになります。一度に施してしまった方が作業量を減らすことが出来るため楽といえば楽なのです。
それなのにも関わらず複数回に分けて実施するのは、肥料の効果を最大限生かすためであったり場合によっては悪い影響が出ることを回避するためになります。
どのような資材を利用するかも重要ですし、実際そちらの方が注目を集めやすいのですが、個人的には資材の性質を理解しどのように利用するかに関しても資材の選択と同等以上に重要になる事だと思っています。
肥料や土づくりに関しては効果が出るまでに時間がかかったり明瞭な差が出るとは限らないのですが、それでも力を入れて取り組むだけの価値がある分野であるため、今後ともしっかりと力を入れてきたいですね。