日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

お茶づくりと環境保全を両立するために肥料は回数を分けて施します

昨日は雨上がりという事もあって、花粉がたくさん飛散したようです。

僕自身も花粉症なのですが、鼻詰まりや目がゴロゴロするような感覚が酷かったですね(^^;)

 

おはようございます。

昨日は午前中を中心に雨上がりの澄んだ青空が広がりました!

ただお昼頃から雲が広がる時間帯も多くなり、今朝は空を雲が覆った状態となっています。

 

そのため冷え込みは穏やかなのですが気温よりも寒さを感じますね。

 

もともとこの季節は雨が降りやすかったり雲が広がることが多いので『春らしい天気』と言える空模様だと思います!

 

この時期の雨が植物の生育を支える重要なものですし、さらに気温が上がることで生長のスピードは一段上がります。

今後は植物の生育からも春らしさを感じる場面が増えていきそうです(^^)/

 

 

作業回数を分けて…

今週は春の肥料まき2回目を行っています。

 

今回使用している肥料は緩効性の化成肥料です。

有機質肥料のように効果がゆっくりと続く肥料になりますね(^^♪

 

一般的な化成肥料は分解が早く進んだり、分解に必要な段階が少ないことから効果が早く出る特徴があります。

 

しかし、緩効性の化成肥料は有機質肥料と同じように微生物に分解されるように作られているため、効果がゆっくりと続く特徴があるのです。

 

一度に肥料が効きすぎる事も無いため、土や根っこが肥料のダメージを受ける事や周辺環境に悪影響を及ぼす可能性を低くすることが出来ますね。

 

肥料の値段は高めになってしまうのですが、お茶の木の生育や環境に優しい事からこのような肥料を選択するようにしています。

 

 

2回目となる今回の作業では1㎡当たり100gの肥料を施しました!

ちなみに春の肥料まきは3回に分けて行っています。

1年間を通してみると6回から7回ほど肥料をまく作業を行っていますね。

 

ただし

肥料をまく回数が多い=肥料の使用量が多い

という訳ではありません!!

 

一度に肥料をまいてしまえば、作業の回数を削減できるので楽になるとは思います(-_-;)

 

 

しかし、そのような方法では

 

・生育途中で肥料不足になってしまう

 

・土や根っこがダメージを受ける

 

・周辺環境に悪影響を及ぼす可能性が高まる

 

・病害虫が発生するリスクが高まる

 

などのデメリットがあります。

 

肥料をまく回数を増やすと大変ではありますが、生育が盛んな時に適切に肥料を施せるため肥料不足になってしまうのを防げます。

 

またその都度必要な量の肥料を施すため、肥料が濃すぎる事で土や根っこがダメージを受けたり、環境に悪影響を及ぼす可能性も低くすることが出来るのです!

 

 

病害虫は肥料が多すぎると発生しやすくなりますし、逆に肥料が不足しお茶の木の生育が悪くなっても発生しやすくなります。

 

土づくりの徹底や適切に肥料を施すことで、お茶の木が元気に育つ環境を整える!

元気に育つことが出来れば良いお茶を収穫する事が出来ますし、必要最低限の防除は行いますが病害虫に対しても強くなりますね。

 

 

最後に

肥料を施す場合、どんな肥料を使用するかは重要なポイントになると思います。

しかし、それ以上に大切なのは肥料を適切に使用することになります!

 

環境に優しいと言われる有機質肥料であっても、一度に沢山の量を施したり必要な量以上の肥料をまくと、作物の生育にも環境にも悪い影響を与えます。

 

適切な量の化成肥料過剰な量の有機質肥料であれば、適切な量の化成肥料の方が環境に対して優しいでしょう(^^)/

 

その作物の特性や土の状態だけでなく、肥料の持つ特徴をきちんと理解した上で使用することが、良いお茶づくり(農業)と環境保全の両立をするために重要な事だと思っています。