日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

1回目の春の肥料まきで使う肥料が到着!

おはようございます。

 

今日も雨が降っている朝を迎えました。

雨が降り始めてからずっと降り続いている事になると思います。

 

昨日は一時的に音を立てて降る時間帯もありましたが、どちらかと言うと静かに降り続いている感じですね。

ただ川の水も僅かに増えてきているため、土を十分に湿らせる雨量は降っている事でしょう(^^)/

 

あいにくの天気ですが、久しぶりのまとまった雨に嬉しくなります!

 

 

1回目の春肥

数日前に、1回目の春の肥料まきで使用する肥料が搬入されました(^^)/

肥料をまく作業は2月になってから行うのですが、春の肥料まきは一番茶(新茶)の品質や生育だけでなく、その後のお茶の木の生育や土づくりにも影響するため欠かせない作業となりますね!

 

1回目に使用する肥料は有機質肥料を主体とした物です!

ただし有機質肥料は肥料として使用できる成分は少ない傾向があり、微生物のエサとなる有機物やその他成分の方が多くなりますね。

 

また肥料の成分は微生物に分解されて植物に吸収されるようになりますが、有機質肥料は化成肥料以上に微生物の力を必要とするため、効果が出るのもゆっくりで比較的長く続く傾向があります。

※化成肥料が分解される時も微生物の力を借りています。

 

そのため肥料成分を補給目的もありますが、どちらかと言うと微生物をより豊かにするなど土づくりのために有機質肥料を施す目的の方が大きいかもしれませんね!

 

ちなみに肥料が積み上げられている写真を見ると大量の肥料を使用しているように感じるかもしれません(^^;)

しかし、実際にまいてみると量は少なめです!

 

今回の肥料は有機質肥料主体となり施す量は多い方(肥料成分が少ないため)なのですが、1㎡当たりどれくらいの量をまくのかと言うとたった120gです。

 

一見大量の肥料を使用しているように感じますが、1m四方の土に一掴み分ほどの肥料を施すので実際はかなり少ない量になります!

 

 

回数を分けて行う肥料まき

肥料をまく作業は決して楽ではありません。

一度にまとめて肥料をまければ、作業的にはずいぶん楽になるでしょう…。

 

しかし、一度に沢山の肥料をまくと植物の根っこがダメージを受けてしまったり、余剰な肥料が畑の外へ流れ出てしまう事もあります。

 

一般的に化成肥料は環境に悪いというイメージが抱かれていますが、実は有機質肥料でも一度に大量にまくと環境に悪い影響を与えてしまうのです。

 

有機質肥料だらかと言って無条件に環境に良いとは限りません。

 

肥料を使用する時は、有機質肥料であっても化成肥料であっても適切な時期に適切な量のみを施すことが重要になりますね(^^)/

 

 

そこでお茶の木の生育状況や季節に合わせて肥料を施すようにしています。

 

1回でまく肥料の量を少なくし生育状況や季節に合わせて肥料を施すことで、お茶の木が栄養不足に陥らないようにしたり、環境への負荷を無くせるようにしているのです。

 

肥料をまく回数が増え作業的には大変になってしまいますが、少しずつ肥料を施すことでより良くお茶の木が育てるような環境を整えたいと思っています!